陸上元オリンピック(五輪)代表選手でスポーツコメンテーターの為末大氏(46)が20日、X(旧ツイッター)を更新。
体操女子のパリ五輪日本代表で主将に選ばれていたエース宮田笙子(19=順大)が発覚した飲酒喫煙により出場辞退したことについて言及した。
「体操選手が飲酒喫煙が発覚し、五輪を辞退することになっています。自らの辞任なのか、要請され辞任の形を取ったのかどちらかわかりませんが、選手の心境を考えるととても辛いと思います。どうか、協会としても出場できる道を探って欲しいです」と書き出し、約1780文字の長文を公開した。
20歳未満の選手が問題を起こした際の対応法を3つの観点「ルールの運用は機械的でない方がいい」「十代の脳は大人とは違うという点」「個人的な体験から人は変われると信じている」でつづった。
3点目の「個人的な体験から人は変われると信じている」については、自身の体験を明かした。「私は大学時代にスランプになったストレスから、金髪ピアスにしたり、(当時は珍しかった!)、素行も悪く、陸上界の爪弾きものでした」と告白した上で、当時日本代表の短距離部長であった高野進さんの言葉に救われたという。「何言ってるの。あいつがあそこで終わるわけないでしょ」との言葉を知らされ、「私はその日、部屋で号泣しました。このまま終わっていいのかと。今も立派な大人ではなりませんが、そこで私は変わったと思います」とつづった。
精神状態が危険だったのだと思う
普通の精神状態の選手は身体に悪い事は絶対にしない
一番に成る為に
勝つ為に
験を担ぐ選手が多いし
食事も本当に気を付ける
身体に悪い事はしません
これは精神的に何か有ったとしか思えない
バレて欲しいとサインを出していた様な気がした