中国ではマイクロブログ「微博」というものが流行しているわけですが、中東で進む独裁政権への革命と同様の流れを作りたいと考えている人もその中にいるようです。しかし、警察により阻まれているのが現状です。
13の場所で集会が開催され、広東省広州市の人民公園では100人規模の警察官と20~30台の警察車両による監視が行われました。上海では映画館で3人が拘束。北京の王府井にあるファストフードのチェーン店で1人が拘束と報道されています。4人が捕まるという小規模な革命が現在の状況です。報道に流れる内容ですから実際の状況は異なるかもしれませんが。(報道にはない話として、数千人が拘束・行方不明などの話も)
「中国茉莉花」京沪拘4人」
http://www.dushi.ca/realtimenews/details.php?IndexID=2788667
さて、中東の革命と今回の中国のジャスミン革命(中国茉莉花革命)の差は一体何なのでしょう?中東ではTwitterやFacebookという「微博」と同じようなインターネットでのツールが活躍したと報道されていましたが、中国でのその効果は出ていないようにも思えます。
やはり、中国共産党の情報ブロックというのが大きな要因のようで、インターネットで検索出来ないということが起こっているとのこと。数種類の革命の実例を見た後なので、政府側が対応しやすかったということかもしれません。
エジプトなどの国では別の力が働いているのではと考えることも出来ますが、今の所は世界で一番人口の多い中国でのジャスミン革命は、革命の形にはなっていないということのようです。
ガンバレー
▼中国ジャスミン革命で数千人が逮捕や消え去ったという話…