写真からですが、気になるポイントがあります。握手の方法ですね。手を高く前に差し出しているのは、天皇陛下であり、中国・習近平国家副主席は軽く下へ手を下ろす程度に見えます。
もちろん、身長差があるのですが、もう一歩前に習近平国家副主席が出ていたなら、天皇陛下の手はこれほど上がっていなかったのではないかと思えました。ある意味、象徴的な写真が出来上がっています。
2人は笑顔で会見されたそうです。
最初から最後までの動画を見たいものです。
様々な国家間の権力者の挨拶の際に、多くの方法があることをご存知の方もいると思います。握り方や態度、目線や表情、どちらが優位なのかをアピールする場合など様々です。
今回の件、動画を見ていないので、はっきりは分かりませんけどね。
なぜ、この様なことを書くのかと言いますと、今回の習近平国家副主席が「天皇陛下に会いたい」と考える裏に、中国の覇権争いの構図があるからです。彼はその中心にいる人物です。
胡錦濤国家主席の後継者になるためには、日本より優位にいる存在であることを、中国共産党幹部などに指し示す必要があるのです。
なぜなら、胡錦濤国家主席と同じ、中国共産主義青年団出身の「李克強」という人物や、江沢民の流れを汲む勢力などと現在も覇権争いを行っているのが、この習近平国家副主席だからだそうです。
天皇陛下と会見を行ったのは、日本側へのアピールよりも、中国政府へのアピールがメインなのではないでしょうか?今回の騒動は、日本の民主政権が中国に利用されているだけという話でしょう。
中国を手中に収めるために、重要なポイントだったわけです。
動画を見せて下さい、Youtubeさん
■天皇陛下と中国副主席の面会 政府内からも批判が
習近平さん、足をかなり閉じているのは気を使っているように見えます