南京大虐殺…中国軍は?「コメント欄で報道を否定」 | RE:SUKI

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考えましょう

中国人のブログが注目されていたようです。

内容は南京大虐殺についてです。
http://blog.sina.com.cn/s/blog_4935fed50100dreo.html


あるアメリカ人の友人との話から、1つの疑問が中国人ブロガーの頭に浮かにびます。質問への答を探し、様々考えたようです。


数少ない日本人が、30万人以上の中国人を殺したとされている南京大虐殺の話は、本当かどうかは別として、中国では常識的な話です。日本でも知られています。


このブロガーも当然知っていたようですが、「2~3ヶ月続いたと言われているこの虐殺の間、中国の軍人はどこにいたのか?」と友人に質問されました。2ヶ月の期間があれば、中国全土から応援を呼ぶことも可能であったはずです。


しかし、実際には30万人がただ殺されたと中国は伝えています。不思議な話です。当時の中国は無抵抗主義だったのですか?


このブロガーは、アメリカ人の友人に言われます。


「中国軍はなぜ南京の市民を守らなかった?」

「共産党や国民党は一体何をしていた?」


質問に対しこのブロガーは、自身が今まで考えたことがなく、周囲の中国人も考えたことがなかった内容ではないかと指摘しています。


5千人と思っていた中国に渡っていた日本の軍人は、家に帰って調べると6万人だったと書かれています。海の向こうに6万人の日本人が存在していたのかどうか私には分かりませんが、いたとしても2週間あまりの間、中国の軍人は何をしていたのでしょうか?



「在哪里?我该怎么回答SOON的问题呢? 我很困惑。」


最後に質問をしたアメリカ人の友人に「どのように答えれば良いのだろう?」と困惑したと書かれていました。正しい情報を中国の国民は知らされていないのですから、困惑もするはずです。


中国は、「金盾」というファイアーウォールで情報を制限し、「天安門」などの言葉さえ検索出来ない国ですからね。誰もがそうなるのです。



ここまでは報道での話です。私は翻訳先生に協力して貰いながらコメント欄に注目をしていたのですが、ブログ主が日本の報道は本意ではないという見解を書き込みます。以下引用です。


"日本人は犯した罪を承認しない。日本人は嘘つきが好きな民族じゃない?私はこのブログを書いたのは、「国力が弱ければ、苛められますよ。」と中国人に言いたいんだ。これから苛められないように、中国人みんなで努力しましょう。日本人が南京大虐殺を承認しないのは絶対許せない。歴史だから、承認しなければならない。"

マスコミによりブログの趣旨が隠蔽され報道されたと不満を持っています。 南京大虐殺を日本人は認めるべきと。これだけで「日本人は嘘つき」と書いてしまったのは残念ですが。


言いたかったことは、「中国軍の力など、国力が弱ければ他国に攻撃を受ける」ということのようです。今後は、南京大虐殺があった歴史を忘れず、「中国人全員で努力しましょう」と書いているのです。


日本も同じ状況ですが、このブロガーの意見に同意する人もいれば、反対の人もいます。世界で核が核をけん制していることは常識ですが、世界で唯一核爆弾の使用をされた日本では、多くの思考を生んでいます。武力増強をしていないのが、今の日本です。


「原子爆弾を落とされた時、日本の空軍はどこにいたのですか?」とのコメントもありました。「南京大虐殺の時…」と同じ目線で書いているようです。刀と銃で30万人殺すことと、敗戦色が濃い日本軍に止めを刺すため、高空から非人道兵器で攻撃することは、話が異なるようにも思います。人間を使った実験とも言える行為でした。


どちらが本当に可能なことでしょう?

どちらが多くの方を簡単に殺せますか?


原子爆弾投下時にヒロシマ・ナガサキで20万人以上が死亡、その後の放射能による被爆で数十万人が死んでいます。世界を大きく2つに分けて行われた戦争と考えるなら、その責任の一端は多くの国にあるとは思いませんか?一応の戦勝国である中国は、関係がなかったと言い切れますか?敗戦をしたら、何もなかったことになりますか?


極端な話ですが、中国的な思考を続けるとこの様な結果になります。多くの日本人は、「核を落とされたのは戦勝国の責任で賠償すべきだ!」と言っていないのが現実です。良し悪しは別として。


報道では若干異なる流れになっていますが、アメリカ人の友人の疑問は、現実の話ではないのでしょうか?その疑問へ明確な回答が出来ない中国の教育こそが、全ての答と私は思います。



さらにブログのコメント欄を見ると様々でした。


「中国軍は一定の抵抗を行っていたが日本の武力に勝てなかった」、などと武器の性能の差を書いていますが、日本人は刀や銃などの核ではない武器で、多くの人を殺したのですか?中国人はカンフー?


どのくらいのペースでの殺戮になるか想像ができますか?亡くなった30万人の方達の遺骨や遺体は?本当に中国人は無抵抗だったのですか?疑問だらけです。


「小日本人(日本をバカにする言葉)は、野獣のように凶暴な性格」」とのコメントもありました。全ての日本人が、そうだと断定できる根拠は?中国にも日本にも異常な犯罪者はいます。逆にまともな人もいます。


この記事を配信されたことで、自由のない国「中国」では、政府や関連組織に目を付けられ、拘束などされる可能性があります。だから新しいコメントを書いたのかもしれません。


そうであるならば、がんばって下さいとしか言えません。


アメリカが東京や大阪に空爆を行い、多くの人を殺した事実。日本が中国に侵攻した事実。中国がベトナムに侵攻した事実。


多くの争いを人間は繰り返してきました。しかし大事なことは、過去を振り返るばかりでなく、前を向いて歩くということ。それが今後生まれてくる子供達に、希望を抱かせるのです。未来を感じさせるのです。



過去が過去がと煽るのは、プロパガンダであることに気付いて欲しい。


日本を敵国とし、国力増強に励んできた中国は、現在の世界である意味、1つの成功を収めています。しかし、その成功の裏に隠された真実に中国の国民が気付いた時、中国政府は後悔することになるのではないかと、今回のブログを見て思いました。


南京での大虐殺は本当にあったのだろうか?


■参考

【中国ブログ】南京大虐殺の際、中国軍は何処で何をしていた?(サーチナ)


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