sukimonochuuのブログ

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猛禽に魅せられた好者で数奇者の日記

※ 猛禽類は肉食の鳥である為、残酷と思われる画像や記事が含まれる場合がありますので、嫌悪感を持たれる方は閲覧を御遠慮願います。ブログ主は委細かまわずに記事アップしていきます。

そして梅雨末期の豪雨も始まりました。

 

ジメジメしていて小屋の麗も凛もうっとおしいのではないかと思えます。

ハリスホークの生息地から比べると湿度が異様に高い日本であります。

 

まあ種としての適応性は高い鳥種みたいなんで助かってますが。

 

しかし温度高いと代謝も少なくて、摂食量も減ってきてますね。

お残しが目立ってきました。

 

今年はとうとう忙しさにかまけて防鳥のための訓練しないで今に来ております。

夏の園地の放鳥のためにこれまで毎年据え回しをやっていたのですが、もうここまでくると出来ないかな。

 

一般に猛禽というものを知らない方は、やつらはいつでもとばせるものだと思っているようですが、小屋で過ごした鳥なんて外に出そうものなら怯えと警戒が先に立ってまったくフライトなんて無理そのもの。夏場にも飛ばそうと思うのなら、外での馴らしや食詰めが猟期後からずっと怠ることが出来ず、そのまま継続して続けていないとまず無理でしょうね。

 

しかも高温期に確実に帰ってくるフリーでの飛ばしは、温度の落ちる秋冬期と比べると格段に管理が難しいと思います。

 

なんせ腹が減りにくい。もちろん帰ってこなくて良いのなら、いくらでも飛んでくれるのでしょうがね。野生の猛禽には夏も冬も関係ありませんから。

 

一年中腹ペコばかりで、太ることもできないなんてカワイソすぎます。そして栄養不足の鳥は羽根の色つやまで落ちてきますからね。

また秋からはしっかりと飛んでもらうために、換羽中は十分にくわせておきたいです。

まぁ夏場は私も仕事で忙しいこともあり、なかなか一時間の時間をヤツラに当てるのもままなりません。

 

でもヤツラを手に乗せて散歩位はしたい気持ちもありますが、そこまでいくのにも段階踏んだ訓練が必要ですから面倒です。

 

たまにジェス付いてる凛を据えてみますが、据えただけでビビりまくりですから、冬場にポンポン飛んで渡ってきてたのがウソに思えるくらい別の鳥さんに変身してしまってますからね。