その列だけ "0" (セロ)を表示させたくない!

 

タイトル前に表示された # マークは、初版(第5版)掲載済の記事を一部、見直して、編集しています。

 

集計作業などをしえいると、「作業シート」では0(セロ)であることを確認し、「該当するものがない」だとか、「計算の結果、0である」ことを確認したいのだが、対外的にヒトに見せる資料では「0」が羅列されていると、目立つし、恰好悪いので、0を消して、「見せる表」を仕上げたいケースなどがある。

 

個別セルに数値を入力し、その合計を演算した結果、その列なり、行をそのままコピーして、PPT(パワーポイント)などに転記したいときなどである。表全体の0を消すのなら、シートのオプションから設定すればカンタンなのだが、「作業表」では、「0になった結果を残しておきたい・残しておかなければならない」という場合を想定している。

 

左隣りの2列は手入力。合計はSUMで算出した。「0」が表示されている

 

0を消したい範囲を指定し、右クリックで「セルの書式設定」を表示

 

[ ユーザー定義 ] を選択し、[ 種類 ] のところに、”#” を入力して [ OK ]

 

合計欄の"0" が消えている

 

If文でできないことはないが、こちらはカンタンにできる作業だし、元のデータも改変せずに加工できるので、素早い処理ができる。ただし、残念ながら、コピーして、他のセルに貼り付けると、また、「0」が出現するので、そこは同じ作業で「0」を消すしか無いことは覚えておかれたし。

 

誰にも教えたくなかった Excel小技2
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