「条件付き書式」で絶対参照の $ がコピーされてしまう

 

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タイトル前に表示された # マークは、初版(第5版)掲載済の記事を一部、見直して、編集しています。

 

「条件付き書式」をうまく使って、照合作業に使ってみたり、ある数値を基準とした判断をしたりするケースは多いと思う。例えば、ある数値以下なら背景を赤にして、文字は白などと色抜きにすることで、注意喚起することが可能だ。

 

だが、1つのセルにこの「条件」を設定すると、絶対参照の「$(ドル)」マークが自動で付いてしまい、他の行や列にコピーすることが困難だという現象が起きる。一度、条件を設定して、$マークを削除しても保存した後に勝手に再び$マークが付いている、といった現象を乗り越える方法である。

 

上図の赤枠部分が「絶対参照の$」

このSがあると、上図の場合、N2やBL2が固定されて参照される。コピーしてもこのセルは動かない

便利なのだが、今回は逆にコピー先のセルに変わらないので、メンドウなことになっている

 

この$を手で修正入力しても、[ OK ] をクリックすると、元に戻ってしまい、再び、$マークが付いてしまう。これをBingで訊いてみると。。。

 

具体的には、条件付き書式の数式で矢印キーを押したときにセル参照が追加されるのを防ぐために、F2キーを押して「編集」モードに切り替えます123。これにより、矢印キーでカーソルを移動できるようになります。

 

F2キーを押して編集し、$を消去する

 

 

この計算式加工ができれば、他のセルにコピーでき、作業がラクになる。事前の画面で範囲指定してしまえば、もっとカンタンに複写ができる。

 

 

 
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