「脅しをかけられています」などと、自治会がぶっそうな事をしているような書き出しの記事だったので、ついつい、目が行ってしまった。まぁ、マスゴミ特有の「盛った表現」なのだろうと、記事に目をとおすと・・・

 

<参考サイト>

山陰放送BBD「自治会入ってないとゴミ出し禁止…脅しをかけられています」自治会トラブル複雑化 未加入者「メリットない」、自治会員「不公平だ」、市「助け合って…」

 

ひとことで言えば、行政が対応できないため、自治会にゴミの集積所を管理してもらう型式にしているのだが、このゴミ集積所の管理が自治会なので、自治会の非会員は「ゴミを捨ててはダメ」としているのだ。ゴミを捨てる以上は、回収日の回収前の「ネット出し」、回収後の「掃除・ネットの後始末」だとか、ひょっとすると「分別ゴミの仕分けけの確認」などというのも輪番制で行うのが条件になっているだろう。

ゴミ集積所に使用するネットの補修費や、損壊時の補修費などは自治会費が負担しているだろう。

 

と、まぁ、自治会に入っている者なら「当然」と思っていることが、「入らない」と頑固に思っている者には、「タダ乗り」が当たり前の考え方になっており「じゃ、ゴミはどこに捨てればいいのよ!」とか、「勤めているから、自治会活動には参加できないから」「お掃除当番は勤めているからできないよ」などと、手前勝手な意見を曰(のたま)わって、「自治会に入らない」という論法だ。なんおことはない、当番は理由があればできなくてもいい。けれども、会費は払うなどして、協力はできるだろうと思うのだ。会費を払っている以上は、まがりなりにも「自治会の会員」である。その他の、できる範囲内のことを協力すればいいのではないかと思うのだが。。。

 

都市部は「町内会・自治会」の存在自体が怪しくなってきている。そう、高齢化が進み。そういった役目や行為を維持できる人たちがいなくなっているのだ。下手をすれば、同居している「おじいちゃん・おばあちゃん」は自治会居なけど、同じ屋根の下に住んでいる息子家族は「非会員」なんて事実もワタシは見ている。門には2つの名字の表札が出ているのもかかわらず、老夫婦だけが会員で、ゴミは一緒に出している(笑) 娘夫婦の勝手なのだ。

 

結局、この記事、最後は決まり文句の「そこに住む以上、地域に無関心というわけにはいきません。住民も自治会も行政も、それぞれが街づくりの仕組みについて改めて考えてみても良いかもしれません。」で締めくくっている。なんとも、教科書どおりのハナシのススメ方(話題の提供→ 現状分析 → 言い分双方の調査(リアル感を出すため、会話調で掲載する) → 他者比較(ジブンの落とし所に落とすための数値を並べる) 一般論的結論)で、結論は尻すぼみの報道だ(笑)

 

「山陰放送はこの問題に田木市、こう考える!」などと旗幟鮮明な、例えば、「自治体がどうすべき」なのか、などの切り込んだ記事が欲しいところだ。

 

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