新会長から電話がかかってきた。他の案件とともに、また、「私道の電柱使用料」の問題だ。もう、事務局を辞めたのだから、どうにでもなれ、と思うところもあるのだが、まだ、固執している班があるということだ。

 

この班の私道上にある電柱の使用料を全て、この班に入れ直すように新会長に申し入れしてきたとのことだ。総会で決めたことなのに、執念深くこの「電柱使用料」はジブンの班の入金にしようと画策している者がいる、ということだ。

 

新会長に説明する。「防犯LED灯が取り付けられている電柱の使用料は他の班同様に、自治会の会長名義の口座に入金させる。電気使用料は自治会負担だが、入金はジブンのところというのはおかしいでしょ」「ましてや、その電柱の立っている私有地の所有者がわかっているのならば、その方の口座に振り込むのが本筋だが、求めても出てこなかった。特に○○さんはジブンの土地(私道)に建てられている電柱使用料はジブンの口座に入金させている。言っていることとやっていることが矛盾していますよ」とこの○○さんを事例として「拒否すべき」と伝える。

 

「もめごとは起こしたくはないんですよねぇ」と新会長。「それとこれとは違うんじゃないんですか? 一度、総会で諮って決議を得ていること。それを蒸し返すのならば、やはり総会に諮るべきですよ。そのときは、その電柱が立てられている土地の所有者を明確にして来なくちゃ!」

 

「もめごと」を起こしたくないという会長の気持ちはわかるが、「個人」ではなく、「団体の代表者」なのだ。ダメなものはダメという気持ちがないと、こういう「ジブン勝手な者」の意見が通ってしまうのだ。それが、いままでだろう。今回も手口が見えている。新会長になったから、前後の事情などがわからないから、押し切ってやろう、的な考えで、「古老」「小言幸兵衛」が画策しているのだろう。そこに同じ班の会計担当も絡んでいそうだ。必ず、姿を見せず、影で糸を引いているのだ。

 

新会長! キチンと割り切って考えないと、他の班とのバランスが取れなくなるよ、といい添えた。

 

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村