会計で、もうひとつ、問題があった。支出側で、「成人のお祝い」「入学・卒業祝」「敬老のお祝い」「こども会」などの各種出費だ。「それはカンタンなのでは?」と思わるのだが、実態は違うのだ。

「成人のお祝い」

「成人」が18歳とか言う法律ができてはいるが、実質は20歳になってからというのがZ市の「成人式」の取り扱いだった。自治体によっては18歳で「成人式」を挙行している自治体もあり、これは混乱の元だ。そこで、我が自治会では、「Z市と同じく」として、20歳にした。その前に、これも「会員名簿」がないから、各班の班長さんからの報告が必要で、しかも昨年の12月の配布物の日にお願いをするべき事項だ。

 

「入学祝い・卒業祝い」

我が自治会では、小学校入学児童と中学校卒業生徒に「お祝い金」を些少ではあるが、大手流通業の商品券、または図書カードを渡している。これは3月定期配布物の配布時にチラシを入れて、確認しているが、これも、「会員名簿」があれば事足りるハナシだ。

 

「敬老のお祝い」

これも同様。75歳を超えられている方への「お祝い金」を些少ではあるが、「入学祝い」同様、「商品券」を配布している。以前は会館で、「敬老会」を開催し、お寿司などを食べながら、「お祝い」をしていたようだ。ただ、評判は悪かったと一部の班員からは報告がある。歩ける方はいいのだが、歩けない方がいると、家族で会館までの送迎が必要になる。クルマのない方はタクシーの手配をしなければならない。また、その飲食のために、女性が狩り出され、後片付けまでも・・・ となると、最近の方は積極的に「避ける」(笑) ここ数年はコロナのおかげでできなくなったので、よかった! というのがホンネのようだ。これも、「会員名簿」で事前に頭数を把握しておけばできることだ。ただし、一人暮らしのご老人・独居老人の場合は「転出」の連絡もなく、自治会区域外に転居されているケースが多くなっている。情報の収集は9月定期配布物時にチラシを入れている。

 

「こども会」

「こども会」については、隣の町会でも問題があると聞いていた。家内が、娘の同級生の母親が、「町内会の活動なんてナニもないのに、こども会なんていらない!」とのたまっていたようだ。家内がわが自治会の「こども会」で、近くのスポーツ会館にボウリング大会に行った経験を話したり、コロナになってからは「図書カード」を配ったりしていること、「防犯パトロール」に参加する子どもたちも多かったことなどを話すと、「防犯パトロールでも、会長さんは出てこない!!」とお怒りのようだったという。我が自治会でも、「こども会」で員数の把握をしていない役員なのだ。これも、「会員名簿」があれば、少なくとも、6年間はわかる(笑) この方から、キチンとした報告がないために、いくら支出すればいいのか、不明だったりする。

リサイクル廃棄物の運動は「こども会」名義で入金されるが、実態は大人がやっている。こどもたちではないので、これもギモンだ。第制掃除には「こども会」のこども達がたくさんきてくれている。これは、「ごほうび」のお菓子を配しているからだ。このお菓子の数は概数で購入している。昨年の実績からであり、「こども会」がこどもの数を把握している訳ではないのだ。まぁ、幼稚園児・保育園児・あかちゃんにも配布しているので、多少は多いのだが(笑)

 

このように、「会計担当役員」は班長や他の役員の行動に振り回されることになる。キツイ言い方になるが、「ズボラな」班長さん・役員さんがいると、会計担当役員までが振り回されるのだ。

 

 

 

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