<<総会関連>「委任状」(5からのつづき>

ところが、ある班から無記名の「質問状」が提出されたのだ。

 

[ ①会費値上げ ]

年2,000円の会費を2,400円とする旨、提案され、その理由としてLED灯のH値上げを30%としているが、会全体の収支を説明してからにすべきではないか

 

[ ②周辺自治会との共同運営をしている会館の使用者に業者を入れるべき ]

会館の使用者減による収益が減っているとの報告があったが、以前は、「英語教室」「そろばん教室」「公文」などの教室を開催していた。「業者が利益を生む」ということで、会館を使用させていたにようだが、地区の子どもたちの教育的向上を目指して使用させていた。会館運営が下火になっている中、業者に使用させることを提案する。

無記名ではあるが、内容はいいところを突いている。だが、言っている内容から、人物は特定できる。以前にも、②の件で文句を言ってきた「長老」の一人だ。その時も会館担当から「Z市から、業者を利する会館使用はいけない」との注意・勧告を受け、最後に残った「英語教室」を閉鎖させた理由と説明を行っている。また、同様に、「自治会だより」上でも、周辺自治会のその件で直接、Z市の窓口と交渉した他の自治会の会長の言葉を記事にして、配布している。なぜ、その時に、自己の名を上げて提案しなかったのかは疑問がある。今回も②の件については、ご自身がやっていた時代とは違うという認識がないことを露呈している。また、「地域の子どもたちの学力向上」とは語っているが、この時代、「そろばん」「書道」は廃れてしまって、自然消滅しているのだ。いわゆる、「オレのやっていたときは・・・」の範疇だ。

 

Z市からは、「Z市からも会館建設の補助金を出している。土地はZ市の管理下にあるのだから、Z市の方針に従った運営をするべき」という見解なのだ。当然といえば当然。「公共の施設」を周辺の業者が提供する貸会議室利用料よりも低価格で「会館使用料」を設定すれば特定の業者を利することになり、それは、「地域住民のために会館を創設支援した」とは言えなくなるからだ。なぜ、「長老」たる身分で理解が進まないのか、不思議だ。「公と私が区別できない」のだろうか。

 

しかも、「無記名」と来ているから、ダレかわからないので、説明のしようがない。何なら、一緒にZ市の該当部署に周辺自治会の会長さん達を誘って、交渉に行ってもいいわけだ。そのくらいの発想が「長老」ならばあってもいいはずだ。「言うことだけは言ってやろう」的な若者的発想では困るのだ。自身も会長を務めていたのだろうから、「次に起こすべき行動」はご自身で判断できるはずだ。

 

とにかく、「無記名」なので、「無責任」だ。

 

定例会の席上でもその旨を言った。「ご意見されることは貴重だ。だが、発言に対し、説明をしたくても「できない」のでは、行動が取れない。これでは、解決できない」1住民の意見(不満)をその件に対し「不許可」を説明済であるZ市に持っていくには不可能だ。

<つづく>

 

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