毎月の回覧物の中に、「Z市自治連合会だより」が挟まれていた。この、「自治連だより」、以前は年に2回発行していたかと記憶するが、現在は1回になった。市内の各町内会の案内だとか、自治連で年間に行ったイベントだとか、あとは役員と自治連の運営団体の名前がズラリと並んだページなど。Z市の市長の挨拶、自治連の会長の挨拶はおきまりの文句だ(お互いを褒め称え合う)(笑)

 

その中で、昨年の11月にワタシも参加した、「町内会長・自治会長研修」が3年ぶりに開催され、T県U市に訪問させていただいての「ICT研修」の集合写真が表紙写真になっていた。当然、ワタシも写っているのだが、そんなページよりも、「今後、どうICT化に取り組んでいくか」という「表明」がないのが残念だ。そして、体質を表しているなぁと思った。

 

表紙の集合写真なんて、全面(A4サイズ)にする必要はなく、むしろ、研修会で自治連事務局がどのように「感じて」、どのように「今後取り組む」のか、そして、「どのようにしていこうと」考えているのかを「表明」して欲しかった。集合写真なんて、小さくていい。

 

ところが、研修会の説明も記事の中で小さく、「3年ぶりに開催されました!」と、「3年ぶり」が強調され、本来、「町内会長・自治会会長」の研修がどのように「活用されているのか」が書かれていない。ただ、ただ、「やりました〜」的な報告だけだったのは、「体質がそうなんだな」「以前、やっていたことをヤレばいい」的な考え方でいるな、と思うのだ。つまり、「町内会長・自治会会長」の「研修会」という名前を借りた、「慰安旅行」「ごくろうさん会」なのだ。

 

これでは進歩や改善は望めない。なんと言っても各自治会長等に対し、「研修会」に参加して、「どう思ったか」のレポートの提出もなければ、「どう改善すべきと思っているか」「取り組むべきか」などの諮問もない。これじゃ、なんのための「研修」だったのかわからないのだ!

 

そう、おもいつつ。回覧板を隣家に廻したのである。

 

 

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