EF62はEがつくので、電気機関車である。通常は青い車両を見ることが多いと思う。

ブラウン色のものは、わりと、「貨車」の牽引車としてみる機会が多かった。他の電気機関車はいろいろなコンテナ車やタンク車を繋いでいる場合が多いが、このブラウン色の機関車は、同色の貨車を長〜く牽引しているケースが多い。

 

それが、JRの駅で電車待ちをしていると、ホームにアナウンスが流れ、「貨物列車が通ります。危険ですので・・・」と流れると、ホームに入る前に「ヒーッ」と高い警笛が鳴り、ゆっくり、ゴトンゴトンとこの長い貨物列車がホームに滑り込んでくる。時には、ホームに停車するときもある。貨物車のブラウンの車体が、壁のようにホーム全体を埋め尽くす。そしてまた、高らかに「ヒーッ」と警笛を鳴らすと、ゆっくりと、ゴトンゴトンと動き出す。連結部にカチャンカチャンと継手が再連結される音が後方車両まで波のように伝わっていく。

 

港のある街から、山間部の街へ。人々が待つ荷物を大量に運ぶ。地味な色合いなのだが、かえってそれが、似合っている車両なのだ。

 

画像は旅メモ ~旅について思うがままに考える~いろいろな「物」を運ぶ貨物列車① 軽自動車はコンテナに乗ってやって来た!」より、ワタシの書いた文中イメージに合う画像としてお借りしました。

 

 

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