DreamNavi10月号の、おすすめの伝記・自伝で紹介されていた本です。

 

おすすめ度 ★★★★★

年齢:小学校中学年以上

 

読了後、すぐに息子におすすめしました。

文字が大きく、読みやすい文章で書かれているので、伝記が苦手だったり、ふだん読書に慣れていなくても、すんなり読めると思います。

 

ブータンの朝日に夢をのせては、ヒマラヤの王国で国際協力をとげた西岡京治の物語という副題のとおり、ブータンの農業の発展に貢献した西岡京治さんの伝記です。

 

幼少期、まだ戦争のあった時代、草花を採集して標本にしていたという西岡さん。

植物が好きだったお母さまの影響で、草花に興味を持たれ、やがては農業の道へと進みます。

 

興味のあることを、自分の目で見て、触って、なぜ?どうして?と頭を使って考えることができた時代。インターネットを使えば、なんでも調べることができてしまう今を生きていると、自分自身で知識を増やしていく喜びや面白さを感じることができた、不便ながら豊かだった時代をうらやましく思います。

 

西岡さんは、『ちみつな計画はにが手ですが、目標をおおづかみにしたら、できることからだまって実行していく人間』だったそうです。

 

一歩一歩、足元からかためていく。

 

簡単なようで、とても難しいことです。

けれど西岡さんのその姿勢が、やがてはブータンというひとつの国の農業を大きく発展させることになり、目標以上のことをやり遂げる結果につながります。

 

一歩一歩、できることから。

 

焦らずに、あきらめずに、日々を積み重ねていくことの大切さを、息子にも学んでほしいものです。

 

その前に、わたしがお手本を見せなければ!親として。

大人が読んでも学ぶことの多い伝記でした。