妹のおすすめの本
「そのときがくるくる」(2021 課題図書)
作:すずき みえ
絵:くすはら順子
すこしたべられたたくまくん
小2
わたしが読んだ本は、「そのときがくるくる」です。しゅ人こうのたくまくんは、一年生で、ゆめの中でぐじゅぐじゅしたものにおいかけられ、のみこまれてしまうところで目がさめます。ぐじゅぐじゅしたものってなんだろう?と思いました。それは、にがいやつと書いてありました。学校に行くたくまくんは、絵では、すこしやだなあというかおでした。たくまくんに、何がおこるのでしょうか。
きゅうしょくのじかん、けっきょく、たくまくんは、きらいななすをのこしてしまいました。
夏休みに、たくまくんはおばあちゃんたちのいえに行きました。ごはんのとき、みそしるになすが入っていました。お母さんが、
「おじいちゃんのそだてたなすはとくべつよ。たべられるかもしれないわよ。」
と言うと、おじいちゃんが言いました。
「そんなこといったら、よけいきらいになるだろう。いつかきっとそのときがくるから、むりにたべさせちゃいかん。」
わたしもそんなけいけんをしました。お正月におばあちゃんのいえに行ったとき、おぞうにに、にんじんが入っていました。わたしは、にんじんがきらいです。
お母さんが、
「おばあちゃんがつくったおりょうりのにんじんだったら、おいしいかもしれないよ。」
と言いました。お姉ちゃんも、
「のこしちゃだめだよ。たべるんだよ。」
と言いました。けれどおばあちゃんは、
「べつにむりしてたべなくていいよ。」
と言ってくれました。
そのとき、たべなくてもいいんだ。やった!という気もちと、おばあちゃんがまい日いてくれたらまい日のこせるのにという気もちと、いつになったら、にんじんがたべられるか知りたいという色んな気もちがありました。
この本を読んで、いろいろなことにちょうせんして、なすもちゃんとたべようとした
たくまくんのように、わたしもはやくにんじんがたべられるようになりたいと思いました。