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20年ごし再読シリーズ。
山田詠美さんが直木賞取った短編集。


これ読んだのは中2かな。
私にとっての“セイシュンの門”だったなあ(笑)
ベッドシーンが、Hというより匂いたつようにセクシーで、ドキドキしながら読みました。
でも、切なさというか、愛の痛みは理解していた気がします。
英語のスラングに興味を持つようになったのもこの本の影響だったな~。


それにしても、なんて素敵な書き出しなんだろう、どれもこれも!!
そして、比喩や小道具がいちいち素敵。
やっぱりこの本好き。
「学問」も買わなきゃ。

昔持ってたのが角川文庫で、村上龍さんが解説を書いてて、それも素晴らしい解説だったんだけど。
これは幻冬舎文庫で、違う人が解説書いてました。
ざんねん。

本人のあとがきに「本当にお世話になってしまった月刊カドカワ編集長の見城徹氏」って。
時代を感じるのと、見城社長のキャリアの長さ深さを感じた次第です。