桜庭一樹「青年のための読者クラブ」

久しぶりに桜庭さん。



面白かったです。

閉鎖的なミッション系女子校が舞台で、割とリアルにそんな感じで育った私には、ちょっとツッコミたい部分もありましたが。

面白ければヨシ。

でも、桜庭さんの作品は、こういう、10代女子のイビツさを描いた内向きなものより、家族関係を描いたもの（「私の男」「赤朽葉家」「ファミリーポートレート」）が好きです。