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mixiの谷川俊太郎コミュニティから生まれた詩集。

いろんな人が、「生きる」をテーマに連作してます。

ユーモラスなのからドキッとするもの、共感できるもの、いろいろ。

それぞれに、書いた方のコメントというか後日談が書かれていて、そこに人生を感じたり。

ネット上のコミュニティというと匿名性によるネガティブな側面が問題になることが多いし、実際そうなんだけど、ここでは一人の詩を優しく受けとめて次の詩に繋げる人がいたりして。
こんな可能性もあるんですよねえ。


そういう意味でも心温まる詩集でした。



▽「生きる わたしたちの思い」谷川 俊太郎 with friends
¥1,260
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「谷川俊太郎さんの傑作『生きる』をお手本に、みなさんの『生きる』をつなげてひとつの詩みたいなものを作りませんか?」
07年秋、あるインターネットコミュニティに書き込まれた呼びかけに、半年で2000件を超える投稿がありました。本書はそれらの投稿作品の中から一部を選出し、投稿者自身のコメントや写真を加えて再構成したものです。投稿者のコメントからは短い詩に込められた様々な人生模様が読み取れ、胸を打たれます。傑作『生きる』はもちろん、谷川さんの書き下ろし『コトバの波紋』、そして谷川さんと投稿者による座談会も収録