角田さんのエッセイは初めて読みました。
いいタイトルだなと思って。
だけど読んでみたら…なんだそういうことかよ!と。
天然ってわけじゃないんだけど…、
なんだかオモシロ事件を呼んでしまう人っているじゃないですか。
そういうヒトなんだなと。
そして、そういう事件にあっちゃう自分と、
そういう自分を文章化する自分。
その距離感が絶妙。
ワタシが一番共感しちゃったのは、「記憶の食卓」という一節。
歳とともに自分の都合のいいように記憶を改ざんするようになる、
ある意味前向き(すぎる)女の脳、というのは、すごくよくわかる気がするー!
そして、「だから料理!」という思考回路が面白すぎます。
っていうか、ワタシのこの説明ハショリすぎですね。
まぁいいや!
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