図書館デビュー!
しかし、おうちからネット予約とかもできるんだ~。
ちょっとびっくりしましたよ。
むかし読もうと思って読みそびれた本たちを中心に借りてきました。
そのうちの一冊。
なんと。ワタシのひそかな自慢は、
沢木さんと一緒に写真とったことがあること!へへ。
沢木さんのノンフィクションは、
やっぱり「深夜特急 」にはまったクチです。
これは若者の永遠のバイブルでしょう!
あと「壇 」。「火宅の人」が好きだったから。
これは、亡くなったお父様の死を前に、
“無名のひと”の人生をふりかりながら、
父と子のつながりを見つめたノンフィクション。
自分の家族を書くって、すごく難しいと思う。
残された家族の気持ちも慮るだろうし。
だからか、時々リズムが乱れる感じがする。
でも、そこがあたたかい感じがするのです。
いい本でした。
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一合の酒と一冊の本があれば、それが最高の贅沢。そんな父が、ある夏の終わりに脳の出血のため入院した。混濁してゆく意識、肺炎の併発、抗生物質の投与、そして在宅看護。病床の父を見守りながら、息子は無数の記憶を掘り起こし、その無名の人生の軌跡を辿る―。生きて死ぬことの厳粛な営みを、静謐な筆致で描ききった沢木作品の到達点。