歴史街道まっしぐら-真夏の西国三十三所巡礼編-1日目
はじめまして。兵庫県姫路市在住の助永和彦です。このブログでは、主に関西圏の歴史ある土地や建物に日の出から日の入りまでに訪問し、文字通り歴史街道を駆け抜けるというテーマで更新してきます。
本日の移動距離は、262kmでした。
今回のテーマは、どん!
「歴史街道まっしぐら-真夏の西国三十三所巡礼を駆け抜けるーーーー!」
ということで、よく関西圏のテレビでも取り上げられる西国三十三所を巡ります!
西国三十三所巡りとは、何ぞやという方にも簡単に説明をすると、日本最古の巡礼で、全部で三十三カ所ある観音霊場(お寺)を参拝するものです。
最近では女子の中でお寺めぐりや朱印集めをされている方もいるかと思うので、このブログをきっかけに広まれば良いですね。
では、記念すべき1日目の巡礼の旅のレポートをご一読ください。
今回の旅の1ヶ寺目は、なんといきなり、滋賀県琵琶湖に浮かぶ「札所第30番 竹生島 宝厳寺」へ!
初日ということもあり、どこから始めようかと当日前夜まで悩みに悩んだ結果、冒険好きな自分にあった最大の難所に行くことにしました。
5:42 地元姫路を出発
↓
9:00 長浜駅に到着。
電車で約3時間というまぁまぁな距離でした。
まずは、長浜と言えば、天下人 豊臣秀吉が初めての居城「長浜城」を作ったことで有名です。2014年放送の軍師官兵衛や、現在放送中の真田丸でも取り上げられていました。現在は、長浜城の天守のみで中は歴史博物館となっていますが、豊臣秀吉やゆかりある武将の貴重な資料が展示されておりました!
天守が凛々しい長浜城。
歴史博物館を訪問したのち、琵琶湖汽船 乗り場へ。
10:00 長浜より竹生島へ約30分のクルージングを楽しみました。潮の香りがした気がするよ。
願い事を書いたお皿を投げて、この鳥居の真ん中を抜けると願い事が叶うらしい。
12:05 竹生島から長浜へ
12:30 長浜から、続いて本日2ヶ寺目、滋賀県 近江八幡市にある「札所第31番 姨綺耶山 長命寺
」へ。向かう途中にサルと出会う。豊臣秀吉と織田信長のやり取りを思い出しました。
13:30 長命寺 参拝
長命寺 参道入口。
ひたすら階段を駆け登る。
長命寺の境内。
参拝後、長かった階段を次は下る。休日ということもあり、なんと高校生の子が部活動の一環で、階段登りを何往復もしてました。「こんにちは!」と元気よく挨拶してくれ、階段登りで少し疲れていたのが挨拶で一気に疲れが吹き飛びました。みんなありがとね。
帰りのバスで、地元が西宮という気さくな運転手さんと仲良くなり、初日から笑顔に旅が出来ました!
近江八幡駅に到着し、本日最後の参拝となる同じく近江八幡市にある「札所第32番 繖山 観音正寺」へ。
時間も遅かったので、帰りのバスを考慮し自転車を借り、サイクリングで向かう。
約1時間をかけ、さらに自転車で登山。
初日で修行を経験した気分でした。
16:30 観音正寺へ到着。
参拝を済ませ、帰ろうとした頃、携帯の充電が切れてしまい、自転車で彷徨うことになりましたが、近隣の住民の方に、近江八幡の一駅前の安土駅までの案内をしてもらい、とりあえず、自転車で安土駅へ。
安土駅に到着し、まもなくし、車から手を振る女性の方が、「?」、、、「!?」。
「あ!」と思わず声が出てしまいました。
なんと、先ほど道案内してくれた近隣の方が、車で地図を持って追いかけてきてくれたのです。
初日からこの施しを受けるなんて...!
感動で泣きそうになりました。
観音正寺境内から観る景色。綺麗でした。
本日の移動距離は、262kmでした。
次回は、京丹波と兵庫県へ旅に出ます。
お楽しみに!