おはようございます。
コミュニケーション・ドクター 須海 二郎(すかい じろう)です。
今まで仕事において、いわゆる新規営業の「テレアポ」をした経験はありますでしょうか?
私はあります。まったく取引のない、ゼロベースの取引先をピックアップし、電話番号を調べて連絡する。そこで担当者につないでもらい、自社の商品・サービスの説明をした上で、アポイントを打診する。ここまでが基本の動きになるかと思います。
この手の仕事は敬遠されがちです。転職の求人票を見ると、わざわざ「新規営業なし」と明文化している会社がたくさんあることからも、そのことが伺えます。
ですが私は、新規営業を行った経験から学んだことがあります。それは、事前にマインドセットを持つことが何よりも重要だということです。
なぜ新規営業が嫌われるのかというと、ひとえに断られる確率が高いからであることが推察されます。そして電話でアポを断られると、その否定された事実に都度落ち込んだりしてしまいがちです。
ここで自分に置き換えて考えてみて欲しいのですが、もし自分に知らない誰かから仕事の電話がかかってきた時に、あなたはまず何を思うでしょうか?「え?誰?今忙しいんだけど...」などと思いながら電話に出るのではないでしょうか?
そして話してみると、自分に興味のない商品・サービスの話が延々と始まります。その話を聞いているそばから、どうやって断ろうかとタイミングを計りながら話半分で聞いていないでしょうか?
そうです。この状況が、あなたがテレアポしているほとんどの相手に対して起こっている感情の動きなのです。
ただ、ほとんどの相手がこの状態になってしまっていることがあらかじめ腑に落ちていれば、相手から断られたとしてもどうということはないのではないでしょうか?
腑に落とす、ということが重要です。そのためにはあらかじめ「マインドセット」として、このことを自分の中にしっかりと刻み込まなければいけません。刻み込むためには、数々の失敗を繰り返して学ぶしかありません。
この考え方はテレアポだけでなく、他のことにも応用できると思います。失敗を恐れないマインドセットを身に付けるために、まずこわごわ一歩を踏み出すところから始めていきましょう。
本日のコミュニケーション処方箋:新規営業のテレアポなど、気が進まない仕事があったら、断られて当たり前くらいのマインドセットを持って臨もう。そのために、まずは勇気を持って一歩を踏み出すところから始めよう
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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