おはようございます。
コミュニケーション・ドクター 須海 二郎(すかい じろう)です。

 

あなたは、自分の上司の性格をどこまで把握していますか?

 

柔和な優しいタイプの人でしょうか?それとも、短気で怒りっぽいタイプですか?

話は長いですか?それとも、要点を端的に、短く話を切り上げる人でしょうか?

 

 

上司の性格を知ることが目的ではありませんが、知っておくとあなたのコミュニケーションをより円滑にする助けになってくれることは間違いありません。

 

例えばあなたが仕事で上司に確認をお願いしたい状況になっていたとします。短気で怒りっぽいタイプの上司が集中して仕事をしている時に話しかけても、取り合ってもらえないか、あまり良くない心証を与えてしまいます。話が長い上司が話しているのに、あまり聞いてあげないで適当に切り上げようとするのも同様です。

 

TPO(Time・Place・Occasion)という言葉があります。「TPOに合わせた服装を選ぶ」といった使い方をするのが一般的ですが、これはコミュニケーションにも応用できる考え方です。

 

例えば、あなたが「今、会社で、隣に座っている短気な上司に確認を取りたい」状況になっているとします。目的が上司確認なのであれば、それはもしかしたらメールで済むことなのかもしれません。であれば真横の席に座って仕事をしていたとしても、上司が忙しく他の仕事をしていたとしたら、メールを送り、お時間ができたら返信してくださいと書くのが最も効率的で、上司の心証を悪くしないやり方かもしれません。

 

対人コミュニケーションは一方通行ではなく、相手がいて成立するものです。自分が働きかける時に、相手にどれだけ意識を向け、事情・状況を受け容れた上で切り出すことができるか。それができると、相手の反応はそれまでと全く違ったものになるでしょう。ぜひ、一度このことを意識して、実践してみてください。

 

 

本日のコミュニケーション処方箋:対人コミュニケーションに、TPOの発想を採り入れてみよう。

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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