おはようございます。
コミュニケーション・ドクター 須海 二郎(すかい じろう)です。

 

本日は、「マネジメントにコーチングを採り入れる」ことについて考えてみたいと思います。

 

マネジメントとは、「経営」「管理」などの意味を持つ言葉です。具体的には、組織の目標を設定し、その目標を達成するために組織の経営資源を効率的に活用したり、リスク管理などを実施する事を言います。

 

 

一方コーチングは、クライアントがコーチとの対話を通じて、目標達成に必要な考え方、知識、スキル等を備え、クライアント自らが行動することを支援するプロセスのことを指します。

 

 

つまり、組織の目標を設定し、その目標を達成するための手法としてコーチングを採り入れる、ということになります。

 

ここで重要なのは、クライアント自らが行動することを支援するのがコーチングである、つまり組織のマネジメントに導入する際は、コーチ=上司が、クライアント=部下自らが行動することを支援するものにならなければならないということです。

 

昨日のブログで、『部下・後輩に仕事の依頼をする時には、「考え」だけではなく、「意図」もセットで伝えるようにすることが、「健全な成長サイクル」につながっていく』ということをお伝えしましたが、この観点を実現する具体的な手法の一つがコーチングになります。

 

本日のコミュニケーション処方箋:組織の健全な成長サイクルを産み出すという視点で、マネジメントにコーチングを採り入れることを検討してみよう

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!