おはようございます。
コミュニケーション・ドクター 須海 二郎(すかい じろう)です。
本日も「名言に学ぶコミュニケーション」をお届けしたいと思います。
※ネタ元はこちらの「名言ナビ」になります。
世間の人に交わらず、己(おの)が家ばかりにて生長したる人は、心のままにふるまい、おのれが心を先として人目を知らず、人のこころをかねざる人、かならずあしきなり。
会社によっては、「プロパー」という言葉をよく耳にします。入社以来ずっとその会社に在籍している人のことを指します。言い換えると、その人たちはひとつの会社の文化の中で社会人として過ごしてきた人、ということになります。
優秀な人たちももちろんたくさんいますが、私が今まで見てきた人たちの中には、上記のように「自分が育ってきた会社の事情」を優先してしまい、本来すべきことや、より良い選択肢を見失ってしまっている人たちが多かったのも事実です。
ひとつの会社でキャリアを重ね続ける、複数の会社を渡り歩き、さまざまな業種・職種の経験を積み重ねていく。どちらが正解、ということはありませんが、ひとつの会社にいる人は、その会社の理念・方針という「バイアスがかかる環境の中にいること」を常に意識した上で、視野を広げ、フラットな視点を保つことを心がけましょう。
本日のコミュニケーション処方箋:ひとつの会社で育ってきた人は、自分の会社の文化しか知らないということを踏まえ、視野を広げ、フラットな視点を保つことを意識していこう
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!