おはようございます。
コミュニケーション・ドクター 須海 二郎(すかい じろう)です。
皆さま台風19号の備えは大丈夫でしょうか?我が家は雨戸を閉め、浴槽に水を溜めて備えています。どうかご安全にお過ごしください。
本日は週末恒例、「名言に学ぶコミュニケーション」をお届けしたいと思います。
※ネタ元はこちらの「名言ナビ」になります。
部下にも上司にも、とにかく人の意見を聴く、ということが大事です。
自分の主張することが通らないからといって別れてしまうのはよくありません。
相手の話もすべて間違っているわけでもないのです。
上司や先輩の意見は聞くけれども、(意識的かどうかはさておき)部下や後輩の意見はあまり聞いていない、という方は多いのではないでしょうか?
なぜそうなるのか?私自身の過去を振り返ってみると、
フラットに話を聞けていない
ことが原因ではないかと思います。上司・先輩だからというバイアスがかかると、言われたことに対して「やらなければいけない」という意識が働きますが、それが部下や後輩になると、とたんに話を聞かなくなってしまうケースが多く見受けられます。
自分が通そうとしている主張は、果たして「どの目線」で、「何のために」伝えようとしていることでしょうか?一度立ち止まってそれを考えてみた上で、相手が言っていることをフラットに受け入れてみましょう。
それでも自分の主張が正しいと思えば、相手が上司や先輩であっても主張すべき(丁寧な言い方や礼儀を踏まえた上で)ですし、逆に部下や後輩が言っていることの方が正しいと感じたのであれば、プライドを捨て、勇気をもってその主張を採用すべきです。
会社組織というのは、様々な利害関係が複雑に絡み合う場所です。重要なのは、自分自身がどのような信念を持ってそこでキャリアを積んでいくのか、という意志です。その意思を持って主張していくことが、時には通らないこともあるのかもしれません。ですがそれは会社や一部の人の事情によって決定されたことであり、決してあなた自身を否定された訳ではないので、変わらず信念を貫いてください。
本日のコミュニケーション処方箋:何かを主張する時は、「どの目線」で、「何のために」伝えようとしているのか考えた上で、相手が言っていることもフラットに受け入れてみよう
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!