おはようございます。
コミュニケーション・ドクター 須海 二郎(すかい じろう)です。

本日も「名言に学ぶコミュニケーション」をお届けしたいと思います。
※ネタ元はこちらの「名言ナビ」になります。

 

人付き合いがうまいというのは、人を許せるということだ。

 

「人を許す」というのはどういうことでしょうか?自分が直接的に嫌なことをされた、その人のどうしても気になる癖や納得できないことがある、そういったものをすべて飲み込んでなかったことにしてしまう。こういったことではないかと私は思っています。

 

私は最近、「この人は本当に人づきあいが上手いな」と感じた人と出会いました。その人は、異業種交流会を頻繁に主宰していて、私もそこに参加させてもらったのですが、ひと言で言うと「ホスト力が抜群に高い」のです。

 

 

こういった会はほぼ知らない人たち同士が集まって会話するため、雰囲気が固くなってしまいがちなのですが、「他己紹介」がすごく上手で、場の雰囲気を和ませつつ、きちんとその人となりを初めての人たちに周知させる、その手際の良さに思わず感服しました。

 

 

異業種交流会を主宰するというのは、とても大変なことです。いろんな初めましての人たちと接するということは、中には先ほど挙げたような、どうしても嫌なことをされてしまったり、納得できないことが起こります。ですがそういったこともまず自分の中ですべて飲み込んだ上で、ルールとして整備し、次回起こらないように改善していくのです。

 

なぜそこまでしてその会を実施するのか?その人いわく、「知らない人同士が自分を介してつながって、そこから新しい何かが生まれることにすごく喜びを感じるから」だというのです。そこが明確だからこそ、多少嫌なことや、納得できないことが起こっても承服できるのでしょう。

 

本日のコミュニケーション処方箋:人を許すためには、その先にある「目的・ゴール」を明確にすること。それが結果的に人付き合いのうまさにつながっていく

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!