おはようございます。
コミュニケーション・ドクター 須海 二郎(すかい じろう)です。
本日は週末恒例、「名言に学ぶコミュニケーション」をお届けしたいと思います。
※ネタ元はこちらの「名言ナビ」になります。
しかり過ぎるとお互いの関係を修復するのに一カ月では難しい。
だからしからずに、気長に歩き出すのを待つことにした。
その方が仕事が早い。
上司から叱られて嫌な思いをした経験がある人は多いと思います。冷静なタイプの上司であれば、あなたが犯したミス(とされた行為)に対して論理立てて原因を追究して責めてくるでしょうし、体育会系情熱型の上司の場合は、ありったけの熱量を込めて、「あなたのためを思って」全力で指摘してくることでしょう。
私も以前「体育会系情熱型上司」に叱られた経験があります。あまりに熱量が高く、「自分なりに」私のためを思って指摘してくれたことに対して、ある程度起こったことについて自責で考え、今後起こらないようにするための対策を立てることを考えるのですが、あまりにもその言い方や頻度が過ぎると、まるで私自身の人格そのものを否定されているのではないかと思いかけたこともあります。
叱る方にも叱られる方にも、それぞれタイプがあります。先ほど叱る方(上司)を「冷静と情熱」と表現したのを、叱られる方(部下)にもあてはめると、私は比較的「冷静」な方の部類だと自覚しています。なので「情熱」型の上司の言葉が入ってきづらかった部分があったと、今となって思います。
この名言のケースは、自分のやり方を押し付けるのをやめた、ということだと思います。その方が仕事が早い、というのはお互いにとってのゴールなので、結果的にそのやり方を選択した方が良い、というところに行き着いたのでしょう。
本日のコミュニケーション処方箋:あなたが叱られたとしても、必要以上に気に病む必要はない。自責で起こしたことの反省をして、今後に活かせればいい
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!