おはようございます。
コミュニケーション・ドクター 須海 二郎(すかい じろう)です。

昨日は『自尊心の高い人は称賛を求めない』をお届けしましたが、本日は昨日に引きつづき、「名言に学ぶコミュニケーション」をお届けしたいと思います!第五回目は、「「嫌い」は自分に跳ね返ってくる」です。
※ネタ元はこちらの「名言ナビ」になります。

一方が、「気に食わない人」と感じると、他方もそう感じるようになる。
自分に好意を持つ人に対しては好意を抱く傾向があり、(好意の返報性)、自分を嫌ったり、悪く評価したりする人には、嫌悪感を持つ傾向があるからだ(嫌悪の返報性)。

 

会社や仕事を通じて知り合った人、一緒に仕事をしている人の中には、「この人なんか好きだな」という人がいれば、「この人はちょっと苦手だな」という人もいることでしょう。好きな人に対しては、仕事のこともそうでないことも、自然とコミュニケーションが生まれますが、苦手な人や嫌っている人とは、なかなかスムーズにコミュニケーションを取るのが難しいものです。

ですが、好きな人とやり取りしているだけで仕事は成立しないため、苦手な人を避けて通ることはできません。ではそうなった時にどうするか。私は、あなたから相手に対して一歩を踏み出すことをおすすめします。

自分と同じように、相手も苦手意識を持っていると仮定すると、相手も自分に対してコミュニケーションを取ることをためらうはずです。であればいっそのこと、自分から踏み出してあげることが、関係を少しでも良くすることにつながると思うのです。

その一歩を踏み出したことで、嫌な思いをすることもあるでしょう。そんな時は昨日の本ブログでもご紹介したように、先を見据えて動いた自分のことを称賛するぐらいの心持ちでいてもらえれば良いです。きっとその先に得るものがあるはずなので。
 

本日のコミュニケーション処方箋:嫌いな人・苦手な人には、思い切って自分から一歩を踏み出そう

今日はこのへんで失礼いたします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。