7月22日は母方の祖父の命日である。暑かったような気はするので、今朝の明け方ではなく今のほうが近い感じかもしれない。
もう35年になるが命日というのを覚えているのも、偶々父方の祖父の誕生日がこの日だったからでもあるが、母方の祖母が亡くなったのは1歳のときなので、自分で実際把握した人の死というものが初めてだったのが大きいのだろう。
祖父が亡くなるちょっと前に、家にいた「アカ」という犬が死んだのだが、ある意味運命の符合であったのか。アカは私の生まれる前から居たが、その後2頭の犬が入れ替わり、今は1頭だけだが犬の系譜(全部親子ではない)が続いている。
ところで、祖父の葬式は家で執り行われたが、あの家に少なからぬ人が入ったということが、今はおろか当時でも考えがたいほどのアクロバティックな差配だった。