部屋とYシャツと私、みたいな脈絡はなく、単にそのまんまつないだだけのタイトル。

14時頃に「浅田」をあとにして、安曇野へと向かう。市街から19号へと抜けていくのに、浅間温泉・美ヶ原へ向かうと思われる車の列があり、違う方向とはいえ多少影響を受ける。
松本の中心部育ちというSさんが、浅間線が今もあったら、余程誇れる素敵な街だったろうとの話をする。まったくその通りで、文化都市の価値は相当高まったものと思われる。松本電気鉄道の浅間線は軌道線で、昭和39年に廃止となっている。並行してバスが走ったのに押されてしまったようだが、市街の渋滞で早晩立ち行かなくなっていたのかもしれない。
Sさんからは、さる大きな寿司店のエピソードだの、裏話を聞いたりした。

やがて犀川を渡って豊科ICそばのスワンガーデンへ。
あづみ堂」でおやきを買う。今晩の会は食べ物持寄りとなっているので、適当に買い進めていくことにしている。
おやきの具もいろいろあるもんで、すじてつさんもきのこフォンデュなんてのが気になって手に取ったりした。考えてみれば、ロシアでガルショークという、シチューをパンで蓋したみたいなキノコの壺焼きがあるのとちょっと似ているか。

次いで、大王わさび農場
$すじてつジャストライン-安曇野から北アルプス

ここはもう何年も昔に立ち寄ったことがあるけれども、初めてわさびソフトクリームに手を出してみた。
すじてつジャストライン-大王わさび農場 わさびソフト
ちょうど朝方、ズームインスーパーで、外国人観光客に人気の意外なスポット、という特集で紹介されていた。“ワサビチャレンジ”というのがYouTubeにいくつも上がるくらい、わさびの辛さは目新しいもののようだ。
わさびソフトは、期待したピリッと感は薄かった…甘さが先立つ印象。
どうせなら、生の摩り下ろしたわさびのほうが、同じ甘みでも奥深さがある。

このバランス、何か妙だけれど面白い。
すじてつジャストライン-大王わさび農場

漬物と、つまみになりそうなわさび海苔(よくある味付け海苔にわさび味のパウダーが着いている)を買った。

あとは池田町の地元かなと、道の駅に入ったら、売りにしているハーブ関連商品は多かったものの、農産物はさほどでもなく、あるにはあっても、信州らしさと関係ない品々。土曜のしかも昼をだいぶ過ぎている。あとはスーパーを物色かなと、引き揚げようとしたが、道路挟んで斜向かいにこういうのが見えるから寄っておく。
すじてつジャストライン-安曇野おやき村
実は、昨秋この県道を通ったときから気にはなっていた。
すじてつジャストライン-安曇野おやき村

安曇野おやき村」は県内各地域のおやきを集めたという店。
すじてつジャストライン-安曇野おやき村

なぜトロッコが? これも、社長の郷土愛の発露ということでは同じらしい。大町温泉郷の開発会社が買ったものの野ざらし状態になっていたのを見かねて、5年前に引き取ったそうだ。
すじてつジャストライン-木曽森林鉄道のトロッコ すじてつジャストライン-木曽森林鉄道のトロッコ客車
保存状態がなかなか良くて素晴しい。覆いの屋根は掛けないまでも、塗装その他に気を払ってもらえれば、というところか。

時間が時間だけにできたてのものはほとんど品切れだが、冷凍のを3個ほど買ってみた。