豫園の南側が方浜中路で、この辺も土産物だの画廊だのが並んでいる。


若干の洗練と、豫園からはみ出た商売っ気と、庶民的が入り混じっている。そのぎりぎりのところが、いつ覆ってしまうかは判らない。
通りからちょっと入ったところに白い壁に囲まれた広い場所があったので、覗いてみると団体バスの入るところだった。別のところには乗用車やバイクの駐車場も設けられている。


ここだけうろうろしてもあまり面白くなく、路地に入ってみたら途端に、わくわくさせられるような空間があった。
北京では胡同という路地が、上海では「弄堂」と呼ばれる。

表に流しがあり、だいたい洗濯板が見られる。

これは外壁に装飾があるのがちょっと目立つ。

小さな空間にひそとしてあるのは生活そのものだが、異邦人の目には刺激的に飛び込んでくる。
洗濯物はそこらじゅうに提げられて滴が垂れたりしているけれど、インスタレーションのように見えるものもあるし、右の壁の草なんかトマソンの坪庭だ。
王医馬の由来はなんだろうか。いわくありげだ。
ぐるぐると回って、また方浜中路に出た。これはこれで大いに庶民的だな。



若干の洗練と、豫園からはみ出た商売っ気と、庶民的が入り混じっている。そのぎりぎりのところが、いつ覆ってしまうかは判らない。
通りからちょっと入ったところに白い壁に囲まれた広い場所があったので、覗いてみると団体バスの入るところだった。別のところには乗用車やバイクの駐車場も設けられている。




ここだけうろうろしてもあまり面白くなく、路地に入ってみたら途端に、わくわくさせられるような空間があった。
北京では胡同という路地が、上海では「弄堂」と呼ばれる。

表に流しがあり、だいたい洗濯板が見られる。

これは外壁に装飾があるのがちょっと目立つ。


小さな空間にひそとしてあるのは生活そのものだが、異邦人の目には刺激的に飛び込んでくる。
洗濯物はそこらじゅうに提げられて滴が垂れたりしているけれど、インスタレーションのように見えるものもあるし、右の壁の草なんかトマソンの坪庭だ。
王医馬の由来はなんだろうか。いわくありげだ。
ぐるぐると回って、また方浜中路に出た。これはこれで大いに庶民的だな。
