中目→恵比寿はすぐだけれど、

アトレの大エスカレーター上がって、スカイウォークを抜けて、かなり歩いたー。

サルガド展が明日までなので、観ておきたいと思った。
上の写真にもあるが、木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソンの合同展もやっているので、セットで観ることにする。
チケットカウンターで、2階はかなり込んでいると言われたので、3階を先に。
今やデジカメで何でも思うままに撮れるけれど、写真としては制約がある中でつくられていたかつてのほうが、面白さがあったのかもしれない。
ただ、ファインダーでもって切り取るという行為は変わらないわけで、あまりに有名な「サン・ラザール駅裏」に限らず、ノートリミングできっちりキメてしまう才は感嘆するよりない。もしかしたら、今ならカメラでない別の機材を使うかもしれないが。
展示は木村→ブレッソンの順となっているが、絵として違和感なく移行できた。2人の作品が同じというわけではないけれども、空気感、緊張感が近いのだろうか。
さて2階に移動となるが、その前から「混雑のため」入場制限して時間待ちとのアナウンスが流れていた。
下りようとした階段の上まで行列の最後尾が来ている。「新日曜美術館」効果おそるべし。
入るまで1時間くらいと言われて、うへぇと思ったが、30分ほどで中へ。
展示スペースの並び方のせいで、入口から1、2室と通路の部分がボトルネックになっているようだ。
行列がそのまま壁に沿って移動しているような感じなので、さっさと列から離れて適当なペースで進んだ。
サルガドは何でどう撮っているのか知らないが、極限に迫ると同時に、墨絵のような溶暗する背景が見られるのは、日本人には特に訴えてくるものがあると感じた。
作品名でなく、キャプションというか、状況の説明がそのままタイトルに充てられているのが独特。
それにしても、「エチオピア空軍のミグ戦闘機からの機関銃攻撃を避けるために、夜通し歩き、カレマ・キャンプに到着した何千人もの難民たち」「ルワンダ難民のツチ族とフツ族のために設営されたベナコ・キャンプ初日」あたり見ていると、どんな状況でも光は注ぐものだ(あくまで物理的な意味でだが)、と逆に冷ややかな感覚をおぼえる。
会場を出る頃には、順番待ちが4階階段にまで達し、チケットを買う列も長く伸びていた。3階よりむしろゆったり観られたのは良かったけれど、かなりセーブしてはあとの人がますますしんどいかなとも思われた。
出てきたあと、16時過ぎの空。


1枚目は風景メイクアップモードで撮っている。
地下鉄を乗り継いで家まで戻ろうとしたら、地上に出たときにもうすっかり暗くなっている。

アトレの大エスカレーター上がって、スカイウォークを抜けて、かなり歩いたー。

サルガド展が明日までなので、観ておきたいと思った。
上の写真にもあるが、木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソンの合同展もやっているので、セットで観ることにする。
チケットカウンターで、2階はかなり込んでいると言われたので、3階を先に。
今やデジカメで何でも思うままに撮れるけれど、写真としては制約がある中でつくられていたかつてのほうが、面白さがあったのかもしれない。
ただ、ファインダーでもって切り取るという行為は変わらないわけで、あまりに有名な「サン・ラザール駅裏」に限らず、ノートリミングできっちりキメてしまう才は感嘆するよりない。もしかしたら、今ならカメラでない別の機材を使うかもしれないが。
展示は木村→ブレッソンの順となっているが、絵として違和感なく移行できた。2人の作品が同じというわけではないけれども、空気感、緊張感が近いのだろうか。
さて2階に移動となるが、その前から「混雑のため」入場制限して時間待ちとのアナウンスが流れていた。
下りようとした階段の上まで行列の最後尾が来ている。「新日曜美術館」効果おそるべし。
入るまで1時間くらいと言われて、うへぇと思ったが、30分ほどで中へ。
展示スペースの並び方のせいで、入口から1、2室と通路の部分がボトルネックになっているようだ。
行列がそのまま壁に沿って移動しているような感じなので、さっさと列から離れて適当なペースで進んだ。
サルガドは何でどう撮っているのか知らないが、極限に迫ると同時に、墨絵のような溶暗する背景が見られるのは、日本人には特に訴えてくるものがあると感じた。
作品名でなく、キャプションというか、状況の説明がそのままタイトルに充てられているのが独特。
それにしても、「エチオピア空軍のミグ戦闘機からの機関銃攻撃を避けるために、夜通し歩き、カレマ・キャンプに到着した何千人もの難民たち」「ルワンダ難民のツチ族とフツ族のために設営されたベナコ・キャンプ初日」あたり見ていると、どんな状況でも光は注ぐものだ(あくまで物理的な意味でだが)、と逆に冷ややかな感覚をおぼえる。
会場を出る頃には、順番待ちが4階階段にまで達し、チケットを買う列も長く伸びていた。3階よりむしろゆったり観られたのは良かったけれど、かなりセーブしてはあとの人がますますしんどいかなとも思われた。
出てきたあと、16時過ぎの空。




1枚目は風景メイクアップモードで撮っている。
地下鉄を乗り継いで家まで戻ろうとしたら、地上に出たときにもうすっかり暗くなっている。