さて、劇場に戻って、中盤から後半。
「勧進帳」
武蔵坊弁慶-幸四郎、源義経-染五郎、亀井六郎-友右衛門、片岡八郎-高麗蔵、駿河次郎-松江、常陸坊海尊-錦吾、富樫左衛門-吉右衛門
ああ、吉右衛門の富樫はカッコええのぉ。義経主従と覚りつつ、尋問から引き下がるシーンはたまらなくいい。
「漢」と書いて「おとこ」の姿だ。
染五郎は…まあこの芝居では弁慶の陰に隠れてしまうわけだが、労りと慈しみの手を差し伸べるシーンは彼に似つかわしいものだったと思う。
幸四郎の延年の舞いや花道を去っていく最後は力が漲っていてさすが。
ところで、50さんの買ったプログラムを見て分かったこと。
以前に吉右衛門の弁慶、幸四郎の富樫で観た記憶があったのだが、連れていってくれたはずの母の叔母に尋ねても「そんなのは無かった」というばかりだった。
しかし過去の上演記録にちゃんと出ていた。昭和63年1月の歌舞伎座。うーん、もう20年以上経つのか。
「松竹梅湯島掛額」
・吉祥院お土砂
・櫓のお七
紅屋長兵衛-吉右衛門、八百屋お七-福助、小姓吉三郎-錦之助、丁稚長太-玉太郎、下女お杉-歌江、長沼六郎-桂三
吉右衛門のおどけた様子はコミカルで楽しい。何だかいいとこ取りだなぁ。お土砂のところも、ドリフや新喜劇みたいだ。
福助のお七は、これで十七は無理があるんじゃないの、って始めは思ったけれど、2場目に移り、人形振りから最後の半鐘叩くまでで実に素晴しく魅せてくれた。
【キーワード】吉祥天、お土砂、六道、三悪道、二段鹿の子(浅葱、緋)、人形振り、後ろ振り
終演後、1階に下りて花道のそばや舞台正面下で記念撮影をした(あまりうまく写らず)。

反省会はmisobankで実施。
赤味噌ラガーや焼酎で味噌メニューをいろいろ。個室で呼び出しのベルはあるけれど、オペレーション今ひとつの感あり。

「勧進帳」
武蔵坊弁慶-幸四郎、源義経-染五郎、亀井六郎-友右衛門、片岡八郎-高麗蔵、駿河次郎-松江、常陸坊海尊-錦吾、富樫左衛門-吉右衛門
ああ、吉右衛門の富樫はカッコええのぉ。義経主従と覚りつつ、尋問から引き下がるシーンはたまらなくいい。
「漢」と書いて「おとこ」の姿だ。
染五郎は…まあこの芝居では弁慶の陰に隠れてしまうわけだが、労りと慈しみの手を差し伸べるシーンは彼に似つかわしいものだったと思う。
幸四郎の延年の舞いや花道を去っていく最後は力が漲っていてさすが。
ところで、50さんの買ったプログラムを見て分かったこと。
以前に吉右衛門の弁慶、幸四郎の富樫で観た記憶があったのだが、連れていってくれたはずの母の叔母に尋ねても「そんなのは無かった」というばかりだった。
しかし過去の上演記録にちゃんと出ていた。昭和63年1月の歌舞伎座。うーん、もう20年以上経つのか。
「松竹梅湯島掛額」
・吉祥院お土砂
・櫓のお七
紅屋長兵衛-吉右衛門、八百屋お七-福助、小姓吉三郎-錦之助、丁稚長太-玉太郎、下女お杉-歌江、長沼六郎-桂三
吉右衛門のおどけた様子はコミカルで楽しい。何だかいいとこ取りだなぁ。お土砂のところも、ドリフや新喜劇みたいだ。
福助のお七は、これで十七は無理があるんじゃないの、って始めは思ったけれど、2場目に移り、人形振りから最後の半鐘叩くまでで実に素晴しく魅せてくれた。
【キーワード】吉祥天、お土砂、六道、三悪道、二段鹿の子(浅葱、緋)、人形振り、後ろ振り
終演後、1階に下りて花道のそばや舞台正面下で記念撮影をした(あまりうまく写らず)。

反省会はmisobankで実施。
赤味噌ラガーや焼酎で味噌メニューをいろいろ。個室で呼び出しのベルはあるけれど、オペレーション今ひとつの感あり。
