14系統のバスは呉羽山から県立図書館をまわって北陸本線、国道8号線を越え、四方口(四方は「しかた」でも「よも」でもなく「よかた」と読む)で富山湾近くへ出て、射水市に入って海老江あたりに来ると射水線の廃線跡が近くなる。
なぜ分かるかというと、明らかに電車が通る程度の幅で、サイクリングロードが設けられているからだ。

8時27分、5分遅れで新港東口に到着。30分たっぷり乗ったが720円。
すじてつジャストライン-14系統新港東口行き
すぐの折り返しに乗ったのは1人。
標識だけが行列状態だ。
すじてつジャストライン-バス停標識群

富山市街から来ていた射水線はもともと、高岡まで通じていたが、新港を造るため堀岡-越ノ潟間が開削されて線路が分断された。
間を結ぶ代替輸送機関として設定されたのが富山県営渡船で、道路の代わりという位置づけだから無料で乗れる。
すじてつジャストライン-堀岡発着場
しかし発着場の小さな建物の後方に橋脚が見えるように、臨港道路富山新港東西線の「新湊大橋」が架けられようとしている。
すじてつジャストライン-新港大橋の完成予想図

完成の暁にはこうした光景も見られなくなるのかもしれない。
すじてつジャストライン-「こしのかた」
すじてつジャストライン-越の潟からやってきた渡船
すじてつジャストライン-車輌も乗り降りする

時刻表はこんな感じ
こちらは待合室内の時刻表。ロシア語が目立つ。
すじてつジャストライン-渡船の時刻表
かつては24時間体制だったが、2004年から深夜帯はジャンボタクシー代行となっているそうだ。
ロシア人は今どの程度やってくるのか!?
それはそうとこの待合室、トイレがやけに新しく、シャワー付便座だった。

バスの遅れで無理せず1本あとにしたが、20分待って、目と鼻の先の越ノ潟まで渡るのはこの小さな船でも3、4分揺られるだけであった。
すじてつジャストライン-船から見た橋脚(堀岡側)
すじてつジャストライン-越の潟発着場と大橋
すじてつジャストライン-越の潟へ到着