朝起きて、9時半からの昌徳宮での見学コースに参加しようと、その前に朝食を済ませるべく、「里門ソルロンタン」(이문설농탕)へ。
すじてつジャストライン-里門外観
リンクの記事にあるように、韓国で100年以上続いている店というのは奇跡なのだ、鍾路のすぐそばでごく素朴な感じの建物、中も額だの新聞記事だのは掲げてあるものの、それ以上の気負いを見せ付けられるわけではない。
ガイドブック片手の日本人観光客もいるが、地元っぽさの方が強い。入ったのが朝早い時間であるせいかもしれない。
すじてつジャストライン-里門内観

ソルロンタンのスープは濃厚だが、味を決めるのは自分で。塩はあまり入れず、キムチで調整するのがよかろうと思っている。
すじてつジャストライン-ソルロンタン

ついでに老舗の話。
韓国では、「45年傳統」などという、日本人からしたらナニそれ?って感じの自信に満ちた謳い文句が見られる。朝鮮戦争などの断絶があったとはいえ、経営者も継承を意識しないのか、店があっさり変わったり、そもそも職人気質というのが日本ほどには重んじられてないのかと思ってしまう。

(画像は07年9月撮影のもの)