様々な橋を渡ってきた。
ロンドンを訪れた時はテムズ川にまたがるタワーブリッジとロンドンブリッジ、両方の橋を渡った。
パリの時は橋の名前は覚えていないがセーヌ川を渡った事は正確に覚えている。
あとは明石海峡大橋を横断したぐらいだ。
そして、今回はイーストリバーをまたいだ橋“ブルックリンブリッジ”を渡る機会に巡り合った。
ブルックリンブリッジ。
ボクの記憶の中では映画“GODZILLA (ローランド・エメリッヒ版)”でのクライマックスシーン。
ジャン・レノが運転する車を追いかけてブルックリンブリッジに進入しワイヤーに絡まって動けなくなった所をミサイルを打ち込まれてゴジラは息絶えた。
それぐらいの情報しかないが特にやる事もなかったので足早に向かった。
フェンス越しのブルックリンブリッジ。
『なかなか長いな。笑』
ブルックリンブリッジ横断という大義を掲げて向かったが実際に本物を目にするとビビる。
橋を渡るための入り口を探したがなかなか見つからない。
ここで30分の時間ロス。
ようやく見つけた入り口がこれ。
大丈夫か?笑
落書きされた物にボクは何一つ信用していない。
この橋を渡る意義を見出す事はできないが、散歩だと思えば気持ちのいい物だ(30分はかかった。渡り終えるのに)
写真を撮りながらボクはイーストリバーの風に吹かれていた。
ボクが帰国した時にはギミック(キャラクター)を変えよう。
そして、インタビュアーに
『TAKUMA.はイーストリバーの風になった。』
と答えよう。
散歩中は暇なのでこういったつまらない事をよく考える。
どうでもいい事を考えるのは楽しい物だ。
ブルックリンはどんな場所かは把握していなかった。
なんとなくオシャレな所だと噂に聞いていたので(雑誌の情報)期待してボクは橋を渡り終えた。
水を飲みたかった。
こんなに歩いたのだから汗をかき、水分が不足してしまったのだ。
決して運動不足というわけではない。
黄昏、日本編
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