ガラス製の容器は、今から3000年以上前から造られていたようですが、2000年程前、ローマ時代に吹きガラス成型技法が発明されて以来、現在のガラスびん製造の基本につながっていると考えられます。


 日本では明治になると、びん詰された洋酒などが輸入されるようになり、一方、1876年(明治9)には、明治政府所管による工業的規模のびん製造の検討も始まりました.ビールびんは1887年(明治20)、製造が始まりましたが、工人による手吹きで需要には応えられませんでした.

 

 1906年(明治39)には海外との共同出資によって大阪市内で、機械吹きによる量産を目指したが、うまくいかなかったようです.紆余曲折の後、1911年(明治44)、その技術を大日本麦酒(現アサヒビール)が買い取り、製びん機を吹田工場(大阪府)に移して検討が始まりました.研究開発の末、吹田式半自動製びん機が開発され、飛躍的に大量生産ができるようになりました1).大正時代に入るとびんの需要も大きく増加するのですが、現アサヒビール吹田工場は、ガラスびんを我が国に普及させることになった歴史的な工場といえます.(下図左: 当時の工場内作業風景1))

 

 

 

 残念ながら冷えたびんでビールを飲む機会は少なくなりました.しかし、ビールびんは大変ECOな容器で、現代の環境・資源問題にマッチした点を持っているのでぜひ紹介したいと思います.

 

 ビールびんは平均して年3回リユースされ、8年間使われると試算されていますので、24回ほどリユースされることになります.上の右図から、各種容器と比較して断トツにCO2負荷が小さいのが分かります2).使い終わっても原料となり、再度びんに生まれかわりますので、廃棄物は出ません.また、日本では珍しいことに、ビールびんにはデポジット制度(保証金制度)が存在しています.これはリユースを促進し、資源循環を促す効果があるとされています.

 12月になり、これから忘年会、つづいて新年会と、宴会のシーズンになります.以前、「先ずは日本酒で乾杯」というのが条例で定められて話題になったことがありました.吹田市はびんビールを全国に拡げる技術を生んだ地として、「先ずはびんビールで乾杯!」というのを宴会のはじめに如何でしょうか.

 

1)    「アサヒビールの120年: その感動を,わかちあう.」  (2010).
2)    「びん再使用ネットワーク」より引用. 元データは「LCA手法による容器間比較報告書」(2001).
 

ごみは、地域の指定日に指示通り出して終了。その後の行方に関心のない方も多いのではないでしょうか?ごみは、焼却しても残るものがあり、最終処分場に行き、埋め立てられるのです。そこはどのような状態で、そもそもごみの抱えている問題は何なのか、今回、最終処分場を見学する機会があり(以前、最初の回収に関しては見学済み)、そこから調べ、考えた事をお伝えできればと思います。

 

①    ごみの現状
ごみは下記のように分類できます。

 


 

 

ごみの総量は令和5年度3,897万トン前年度比97%。10年間で、88%と減少傾向です。

 

 

更に項目別に見てみますと、


●最終処分量 中間処理されず、直接最終処分された量は、31万トン、直接埋め立て比率はごみの総量に対し0.8%です。
●リサイクル状況 市町村などによる分別終了後の再生利用量と中間処理後の再生利用量を合せた総資源量は763万トン。
住民団体などの集団回収量は140万トン。
●処理方法 直接焼却された量3,024万トンで総量に直接焼却率は80%。
ごみの排出量は減少傾向。「発生抑制」「再生利用」が減量化の取り組みの進展していることがうかがえます。
ごみの減少は進んでいるといえそうですが、処分場の状況はどうでしょうか?
●残余容量 約9,575万立方メートル    
残余年数 約25年。この数値は、排出量の抑制等で最終処分量が減少していることで、残余年数がのびているのが現状で、新な場所確保は課題として残っています。また、25年後はどうなっているのか?と不安にならざるを得ません。

①    環境省としての取り組み
3つの方向性で環境省は推進しています。
●3Rの徹底と循環経済への移行
発生抑制・リサイクルの高度化・循環経済への移行
●廃棄物施設の整備と広域化・集約化
施設の延命化、効率化・広域化、集約化・計画的な整備
●技術開発と適正処理の確保
先進技術の導入・有害廃棄物の適正処理

国の取り組みを知り、個人として何をすべきかの必要性を感じます。ごみの削減は進んでいると言っても、最終処分場がひっ迫している事実。ごみを極力出さない暮らし。循環できる仕組み。教育や自己啓発が更に大切でしょう。個人から身近な地域への働きかけも重要だと思います。学び続け、新しさを受け入れることで、気づきにつながるのではないでしょうか?
さらに、化学では分解されないとされているものが、研究によりできるようになっていると言う取り組みを見聞きすることが増えてきました。喜ばしいことだと思います。ごみの最終処分に関して埋め立てずにできる方法が出てくる日もあるのかもしれません。期待したいです。

参考 環境省令和5年度 一般廃棄物の排出及び処理状況など

 

 

 気候変動が激しくなり、地球環境が人類にとって持続可能でなくなりつつある今、ブラジルでCOP30が行われました。そのCOP30で11月13日、今年も日本は不名誉な「化石賞」をもらいました。2022年から4年連続です。

 

                                                     撮影:Climate Action Network

 

 日本の、化石燃料から離れようとしない現状に、世界の市民社会から批判が寄せられた形です。

 

 具体的には、水素、アンモニア混焼、CCS(二酸化炭素貯留・回収)といった技術の推進が化石燃料の促進につながること、オーストラリアのガス田開発プロジェクトへの巨額の投資で先住民の住む土地や水、文化に悪影響を与えていること、COPでの「公正な移行」の交渉において、公平性や地域社会の声を反映する制度的枠組みを取り入れることに反対する姿勢が授賞理由となったとのことです。

 

「化石賞」は、気候変動交渉・対策の足を引っ張った国に送られるもので、その国に対する批判だけでなく改善への期待の意味が込められていると言います。

(化石賞を主宰するのはCAN:気候行動ネットワーク…130か国の1800以上の団体からなる世界最大の気候変動ネットワークです)

 

 一方で韓国はCOP30(国連気候変動会議)にて、石炭火力発電をやめていく事を表明しました。

 

 具体的には、石炭火力発電の廃止を目指す国や地域のグループ「脱石炭連盟」に加入し、新規建設をやめ、すでに、2040年までに3分の2の40基を廃止することを決定したとのこと。

 

 石炭火力は温室効果ガス排出源としては最大です。韓国は運転中の石炭火力の規模で世界7位。石炭の輸入量は、中国、インド、日本に続く4位。その韓国が、新規石炭火力の建設をやめ、運転中の61基のうち40基の廃止を決めたとのニュース記事が11月18日の朝日新聞にありました。

 

 金星煥(キムソンファン)環境相は「石炭からクリーンエネルギーへの転換は、気候変動対策に不可欠であるだけでなく、すべての国で、エネルギー安全保障を強化し、企業の競争力を高め、雇用を創出することに貢献する」と言っています。

 

 グローバル・エネルギー・モニターによると、15年のパリ協定採択以降、英国、ポルトガル、オーストラリア、ベルギー、ペルー、スウェーデンなどが石炭火力を廃止しており、フィンランドは今年、最後の石炭火力発電所を予定より4年早く閉鎖しているとのことです。

 

 日本が、世界の気候対策の足引っ張りをすることをやめさせるために、日本の市民はもっと、現状がいかに世界から遅れているかを知り、声を上げていかないといけないのではないか…と思いました。

 

参考)

【プレスリリース】日本がCOP30にて「本日の化石賞」を受賞(2025年11月13日) CAN-Japan

紅葉の楽しみな季節になりました。

今年は10年に一度の紅葉の当たり年になる予測とのこと。

 

ただ、近年紅葉を見る機会が減ったと感じませんか?

秋になっても気温の高い日が続くことで葉焼けし、鮮やかな色づきに影響が出たり、朝晩の冷え込みが不足することで色づきが遅くなるそうです。

日本の四季折々の風景は後世に残したい美しいものです。

 

 

具体的にどのくらい気温の高い日が長くなっているか見ていきたいと思います。

下のグラフは気象庁が観測データを基に大都市における年間真夏日日数

の変化を示したものです。参考までに大阪府を掲載しました。

 

他の都市についてもご覧になりたい方は以下のサイトに掲載があります。

https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/himr/himr_tmaxGE30.html

 

 

データ当初の1883年…64日に始まり

データの高い日を選んで推移を見ていくと

1894年…73日

1933年…80日

1961年…85日

1999年…88日

2024年…95日です。

 

真夏日は約40年を経て1.5倍相当に増えています。

今後は加速度的に増えていくとの見解もあります。

また猛暑日日数の推移がウェザーニュースに掲載がありました。

 

 

https://weathernews.jp/news/202409/260235/

 

主要都市の福岡、大阪、名古屋、東京の猛暑日日数の推移が掲載されています。 

1980年代あたりから各都市、右肩あがりで、2000年代になると上昇基調は顕著です。温暖化が進んでいるようです。

 

温暖化の一因として地球資源の使い過ぎが挙げられます。

地球資源の使い過ぎを抑え、環境負荷を抑えるため、今、国も企業も政策を推し進めています。

 

私達市民レベルの行動も大きな鍵となります。

子供達に過ごしやすい地球環境を手渡すために、どのように暮らせば地球資源の再生能力の範囲内で暮らせるのか?

 

身近にできることからまとめてみました。

 

今回はゴミを減らす工夫です。

 

 ① 詰め替え商品を買う
 ② リサイクル商品を選ぶ
 ③ 過剰包装の商品を買わない
 ④ 食品を賞味期限中に食べて無駄にしていない
 ⑤ 不要なポリ袋を使わない
 ⑥ コンビニなどで、箸やスプーンを断る→マイ箸の普及
 ⑦ ラップの代わりにシリコンの蓋を使う
 ⑧ 廃油は市役所などのリサイクルに出す
 ⑨ 野菜の皮や芯など一工夫して活用している
 ⑩ マイボトルを持ち歩く

 

他にも自分なりの工夫を見つけて、ご家族で取り組んでみてください。

ぜひご一緒に環境について考え続けてください。

 

私達個人レベルでも諦めずに、取り組めることから始めていきませんか?

一人でも多くの方と共に考え、環境に配慮した行動が広がり、やがて大きな力になると信じて!!

子供達に、地球上の生物に、どうか過ごしやすい地球環境を手渡していけますように。

 

 

 

 

  

 生活が多様化、高度化するに従って排出されるごみの量、質ともに多岐になっています。

そのうち、家庭用の食品関係について、容器包装物を除けば生ごみは以前からそれほど変わってはいない(むしろ少なくなった)ように思うのですが・・・。

 

 以前は、生ごみといえば大抵自家処理していたと思います。次第に住宅の集合化や過密化が進むにつれて困難になりました。極めつけは、条例等によって焼却ができなくなったことです。落ち葉の季節になってきましたが、童謡「たきび」の光景も禁止になりました。

 

 我家では小枝や雑草を含む生ごみは、50年以上前から現在も自家処理しています。初期は、木の下に大きな穴を掘って食材系ごみのみ捨てていました。そこにヒキガエルが2年ほど棲み着いていたことがあり、ゴミを捨てる時、蓋を開けるとギョロッと睨まれていました。

 次は、設置型コンポスターに変わりました。両者とも捨てるのは食材系ごみで、時折石灰を撒く程度ですので、虫の発生と蓋を開けた時の異臭はありました。施肥時期は畑作の都合で決めているので、分解不十分のものも含まれてきます。目的は、肥料ではなく、土作り(土壌改良)ですので、畑を少し深く掘って、作物に支障がないように鋤き込みます。そして、次の植え替えで掘り返すので、堆肥を保持した土が全体に混ざります。2年も繰り返すと良い土になりました。

 

また、剪定枝や落葉、雑草などは近所の空き地で野焼きしていました。(煙突がついた小さな焼却炉が販売されていた)その焼却灰は良好な肥料となります。

 その後、野焼きが禁止されたので、木や草に由来するもの(ごみ)は木の根本に順次積み上げて積み肥(堆肥)を造ることにしました。積み肥の山(以後、山と記す)の高さは季節性があるものの、夏は雑草と刈込の葉、冬はあまり分解が進まないので秋に積み込んだ落葉で、年中、80cm内外の高さを保っています。(下図左)

 

 

 そこはミミズを始め、ダンゴムシなど多くの微小生物の棲み処になっています。そこへ食材系生ごみを毎日捨てています。酷い腐敗臭や蛆虫の発生はなく、心配していた問題は起こっていません。分解は底の中心部が進んでいるので、堆肥は地面と接した山の底部から採取します。その時、山を若干崩すことになるので、「切り返し」の効果があるのかも知れません。山の管理としては、拡がったものを時折戻して山の形を整えること、乾燥気味であれば水を撒く、時折気が向けば石灰や鶏糞を撒く程度で、それも必要なことかどうかは分かりません。

 

  以上のように、生ごみを捨てるのは毎日のことですので、できるだけ手数をかけずに、自然任せで済む方法に辿り着いています。有機農法で農薬を一切使わずに野菜を育てています。(上図右)

 

  生ごみを堆肥にして利用することは、ごみ資源と耕作という必須の道筋にあると思います。言い換えれば「生ごみは現代の草刈り場*」です。自治体に願うことは、早急に生ゴミの分別回収を実施し、回収後の堆肥化(コンポスト化)のプロセスを計画されることです。

 

  * コトバンク 草刈場(くさかりば): 田畑の肥料や牛馬のまぐさにするための草を刈り取る場所。とくに、その目的で農民が共同で利用した草地。

今年の夏は例年以上に暑かったですね。

暑さ疲れの出てくる頃、体調には気をつけたいものです。

過ごしやすい季節を迎え、自然の中で散策するのもリフレッシュになります。

秋は自然の実りを感じる事も多く、自然からのたくさんの産物の恩恵を受けて、私達は生かされていると感じます。

いつまでも守り続けたい自然ですが…

 

 

人間は、自然に対して感謝の念を表せているのでしょうか?

人間の消費行動は自然に対して傲慢ではないでしょうか?

 

アースオーバーシュートディ(1年単位で考えて、地球が再生できる生物資源量を人間がエネルギーや農産物消費などで資源を消費し尽くしてしまう日)

この日以降は将来にわたって価値を生み出す自然生態系のストックに手をつけている、いわば赤字状態です。

アースオーバーシュートディは今年7月24日、過去最も早いのです。

アースオーバーシュートディについてはもう少し詳しく前回取り上げています。

ご興味のある方はぜひご覧ください。

 

私達は毎年の資源消費量を 地球が再生可能な1年間相当分に抑えたいものです。

人間の資源消費量は、年々増えていて、今では地球の生産量の1.8倍相当です。

 

限られた地球資源なのに、私達は「地球1.8個分もの資源が必要な暮らし」をしています。

このままでは今の子供達が活躍する時代に快適に過ごせるでしょうか?
私達の長年の消費行動の積み重ねが、温室効果ガスの増加の一因になっており、地球温暖化を招いています。
真夏日(30度以上)から猛暑日(35度以上)の続く日にならないか?とても不安です。
 
 
1年間のうち真夏日の占める割合は気象庁のデータから見ても全国的に増加傾向にあります。次回データについては掘り下げたいと思います。

参照https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/himr/himr_tmaxGE30.html

では、どのように暮らせば温暖化を抑えられるのか?
地球資源の再生能力の範囲内で暮らせるのでしょうか?
『地球1個分の暮らし』を実現するために国も企業も行動を起こしています。

私達市民レベルの行動がさらに大きな後押しになります。
市民レベルで取り組めることとして

1.    電気、水道、ガスなどエネルギーの節約
2.    食品廃棄を減らす
→家庭からでる廃棄食品を減らすことで、食料の生産から調達さらに処分費用まで減らすことにつながり、1世帯あたりが少しであっても、取り組みが広がれば、大きく寄与します
3.    地産地消
→輸送費の節約につながる
4.    5Rを意識する
リフューズ(断る・・・レジ袋や過剰包装など不要なものを断る)
リデュース(減らす・・・必要なものだけを買う)
リユース(繰り返し使う・・・詰め替え製品を使う、物を繰り返し、長く使う)
リペア(修理する・・・壊れたものを修理して長く使う)
リサイクル(再生利用する・・・リサイクル商品を買う、資源ゴミを正しく分別して出す)
5.    環境負荷の少ない商品や行動の選択
→企業の環境に配慮した商品販売促進にもつながる
などが提言されています。

国連広報センターでは『ACT NOW』
いますぐ動こう、気温上昇を止めるために。個人でできる10の行動を提言しています。
 
 

参照https://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/climate_change_un/actnow/

 

今後、生活の中で気をつけたい節約術を具体的に見つけていきたいと思います。

経済産業省 資源エネルギー庁 HPでも紹介されています。

 

参照…無理のない省エネ節約

https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/howto/

 

  先日、「関西リサイクルシステムズ(株)」の家電リサイクルの現場を見学する機会がありました。冷蔵庫・洗濯機・エアコン・テレビといった「家電4品目」は、「家電リサイクル法」がさだめられ、部品や材料をリサイクルし、廃棄物削減と資源の有効利用を促進することになっています。

 

関西リサイクルシステムズ(株)の工場内の様子

 

 2001年に法律が作られてから24年間、ほこりが多く重く複雑な解体作業を手作業で行う働く人々。その負担を少しずつ改善しながら、社会的な使命感を持ち、資源にするために解体する工程を詳しく見せて頂きました。

 

 そして、洗濯機なら96%が資源に帰るという工程を見せてもらい、これは、「廃棄物処理」ではなく、「資源の発掘、資源を作り出す工程」だと感じました。

 

洗濯機の解体の様子

 

 プラスチック部分は、ほぼポリプロピレンなので、純度の高いプラスチックとして再生できるとのことでした。

 

 また、「メーカーが作るときに、もっとリサイクルするときのことを考えてほしい…」との現場の方の声は、本当にその通り…と深く共感しました。

 

 その後、「近畿電電輸送(株)」の太陽光パネルのリサイクル工場も見学しました。

太陽光パネルの廃棄・リサイクル問題はよく話題に上りますが、太陽光パネルが何からできているのか、皆さん、ご存じですか?

 

アルミ枠が19%

バックシートなどのプラスチック、その他の素材が20%

そしてガラスが60%と最も多くを占めています。

 

       (アルミ枠とガラスが取り除かれたバックシートの束)

 

 一番多いガラスがリサイクルの難しいところですが、粉々にして加工し、発泡ガラスとして再利用する取り組みもいろいろとされているようです。アスファルトの下に敷く路盤材や、断熱に使うグラスウールにもなっているとのことです。

 

 初期に使われていた「鉛」は、今の太陽光パネルには使われていない…とのことですが、有害物質は、きちんと管理されているとのことで,冷蔵庫のフロンガスが、解体の際にしっかり管理されて回収されていることと一緒で、管理して廃棄することが、太陽光パネルも家電も車も…大切だと思いました。

 

 産業廃棄物は、しっかり管理して廃棄することが重要で、不法投棄が起きないような仕組みが重要と思います。

 

そのためにも、「リサイクル義務化法案」など、整備することが大切ですね。

 

「家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)」(2001年4/1~)…エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機の4品目が対象で、あとから、薄型テレビや衣類乾燥機も追加された。

「自動車リサイクル法(使用済み自動車の再資源化等に関する法律)」(2005年1/1~)…

は、以前より行われており、お金を払ってリサイクルすることに、皆さん、もう慣れたと思いますが、

 

今、「太陽光パネルのリサイクル法」が問題となっています。

 

 不法投棄が起こらないように、家電や自動車のようにリサイクルの仕組みを整えることが急務ですが、先日「太陽光パネルリサイクル法」が、廃案になりそう…との報道がありました。 早急に、太陽光パネルリサイクル法も制定し、リサイクルの仕組みを整えてほしいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参照:oneplanetlife.com.     

*1年を365日として算出。うるう年は366をかける

 

 突然ですが、これは何を表しているでしょうか?

最近よく耳にするアースオーバーシュートディって何だろう???

と気になり調べてみました。

 

1年単位で考えて、地球が再生できる生物資源量を人間が消費し尽くしてしまう日

            =Earth Overshoot Day(直訳すると地球を行き過ぎる日)

 

1年間に地球の生態系から供給される生物資源(バイオキャパシティ)➗

      人間の生物資源の消費量(エコロジカルフットプリント)✖️年間日数

 

 Earth Overshoot Dayから年末の12月31日までの間、人間は赤字状態で生物資源を消費し続けていることになり、これは将来にわたって価値を生み出す自然生態系のストックに手をつけている状態です

 

 Earth Overshoot Dayは、人間の地球資源の消費状況に警鐘を鳴らすため、国際環境シンクタンクのグローバル・フットプリント・ネットワークが、科学的データに基づいて算出し、毎年6月5日の世界環境デーに発表しています。

 

 

参照:Past Earth Overshoot Days|アースオーバーシュートデーの公式サイト

 

人間はいつ、地球の1年間の再生能力を超え、資源を使い果たしてしまうのか?

 

 地球は1970年代にOvershootに突入したとされ、それからずっと50年以上「資源の使い過ぎ」赤字状態にあります。こんな前からオーバーしていたとは、私は知りませんでした。

 

 上記のグラフの数値は見えるでしょうか?

補足すると、1971年のEarth Overshoot Dayは、12月29日 ですが、

直近の2025年は7月24日です。

 

 どんどん赤字が増えているイメージはわかると思います。

これが家計ならゾッとします。収入が増やせないなら、なんとかして支出を減らしたいところですが、さらに借金を重ね続けているのです。

 

 消費し続けた結果、森林破壊や土壌の侵食、生物多様性の損失、大気中の二酸化炭素の蓄積が起こり、異常気象の誘発や、水不足、食糧不足など、地球にも地球上の生物(人間も含めて)にも、深刻な状況をもたらしています。

 

 地球の沸騰化をなんとか留めて、子供達に、地球上の生物に、過ごしやすい地球環境を手渡していけるよう、諦めずに消費量の節約に取り組んでいきましょう。

 

 

参照記事:朝日新聞メルマガSDGs ACTION!!

 

 2025年7月22日 、国連のグテーレス事務総長は世界は石油などの化石燃料からクリーンエネルギーへの転換点に立っているとする特別演説をニューヨークで行い、各国や企業にさらなる取り組みを呼びかけました。

 

 このことは、NHKニュースなどで取り上げられていましたが、目にした方も少ないと思いますので、紹介したいと思います。

 

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国連のグテーレス事務総長

 

 グテーレス氏は「化石燃料は終わりに近づいている。クリーンエネルギーの時代が夜明けを迎えている」と述べて、化石燃料と比べたコストが太陽光発電で41%、洋上風力発電で53%安くなっているとするデータを紹介しました。

 

 

 

 そして、経済的な合理性に加え、紛争などの影響を受けにくいことや、発電所を建てられないような場所でも太陽光パネルを設置できることをメリットとしてあげ、各国にさらなる取り組みを呼びかけました。

 一方、今後の課題としては、送電網などのインフラ整備の必要性やAIの普及でデータセンターの電力需要が高まっていることなどをあげ、関係する企業に対し「2030年までにすべてのデータセンターを100%再生可能エネルギーで稼働させるよう呼びかける」と述べて対策を求めました。

 

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 コストも安くなり、世界で経済的にも主流となっている再生可能エネルギーですが、日本では停滞気味ともいえると思います。


 安全面からもそしてコスト的にも今や大きな問題を抱える原発に、多くのお金を注ぎ込む政策ではなく、雇用も増やし、気候対策になり世界の主流に育ってきている再生可能エネルギーをもっと促進する政策に、一刻も早く転換してほしいものです。

 詳しくは、国連広報センターのプレスリリースを参照http://xn--https-0o4djc9e1pjf//www.unic.or.jp/news_press/messages_speeches/sg/52479/
 

 

 

夏休みも終わりになりました。

 期間中、子供を対象としたものづくりのイベントが、ショッピングモールやコミュニティセンターなどで開かれていました。先日、ショッピングセンターでそのようなイベントに出くわし、子供が興じている姿を微笑ましく感じながら見ていました。

 

 その中で目に留まったのが、いろいろの大きさの廃材(木端)が用意されていて、それを選んで釘を打ち付け、ものづくりをするコーナーです。

 その中の一人の子が、木の両端に釘を打ち、ひもで結び連結して、列車を造っていました。それは、昔、おもちゃが手に入れ難かった時代の定番のおもちゃで、その光景を目にしたとき、思わず金づちで指を打ちつけたときの痛みが沸き上がってきました。

 

 ものづくりイベントを見歩いて感じたことは、牛乳パックやPETボトルといった用済みのものを材料に使っている工作教室に出くわすことがしばしばあったことでした。

 ものづくりは知育に有効であると言われています。それに加えて、普段よく使っているもの(ここでは、廃棄物)を材料にしておもちゃ作りをした経験は、その後の廃棄物に対する見方に変化をもたらすのではないかと期待しています。

 

 一方、廃棄物を使ったものづくりイベントで気掛かりになったことがあります。それはガラスびんを使ったものづくりに出会うことがなかったことです。

 そこで、いろいろな自治体の廃棄物啓発施設を含めて、ガラスびんを用いたものづくり講座やクラブがないか、ネット検索しましたが残念ながら見当たりませんでした。

 

 歴史的に見ると、古墳出土のガラス品の中には、勾玉など飾り玉などのほか、何重もの容器に収められた舎利(遺骨)の一番内側にガラス容器が用いられているのが見つかっています。そのことからも、人は古来よりガラスの質感に対して豊かな感性を持っていたと思います。

 現代では海岸に打ち上げられ角が取れて丸くなったガラスはシーグラスと呼ばれ、それを集めている好事家がいるそうです。

 

 ガラス製造技術の進化とともに、色、形が豊富になり、また、大量、安価で身近になった反面、貨幣価値換算で評価する習性が強くなったためか、本来、人が持っている感性が鈍っているようにも思います。

 

 色、形、大きさなど豊富なガラスびんを材料として新たなものを造る試みは、感性と創造性を呼び戻すチャンスになるかもしれません。

 ガラスびんで何か作りませんか?工夫次第で子供から大人まで、アイディアとセンスで個性的な作品が生まれると思います。

 

 最後に、あるコミュニティの工作教室で皆さんが制作した作品例を紹介します。

 

      瓶の肩部分から切り落とし、釉薬で絵付し、焼き    太さの違う緑色瓶を輪切りにして

      付けた。一輪挿し、ペン立てなどに使われている。    つなぎ合わせて作ったSDGs蛇

      台は板ガラスで、同様に絵付けした。