母とがんのこと(その後編) | 21世紀をどんぶらこ~落書き絵日記~

母とがんのこと(その後編)

現在母は経過観察中。月に一度通院し診察と血液検査をしています。

完治したわけではないので、数値に毎月少々ドキドキすることは確かですが


去年暗い気持ちで見上げた桜を、

今年は感謝の気持ちで眺めることができる


「腹をくくった」というか、

しょうがない、つきあっていくしかないかという気持ちになったというか

私にとってもこの1年、人生をみつめるいいきっかけになったというか


でも、元気で一緒に桜を見ていられることは

心から、ありがたいことだと思えてしまう

ところで



母は気が強いがオッチョコチョイで外来語に弱い



21世紀をどんぶらこ

静電気防止剤の「エレガード」のスプレー缶とキンチョールを間違えて

スカートに散布してしまったり



21世紀をどんぶらこ

地上波デジタル放送 通称地デジ(チデジ)を、じでじと言い切ったり(衛星放送じゃなくて地面の電波だから「じでじ」だと思ったんだって)します。



そんな母だから


標準治療の抗がん剤「タキソールとカルボプラチン」なんていえるはずもない



「タキなんとかとスパゲッティっぽい名前(←カルボナーラ??)」


と覚えていたらしいのですが、

2回目くらいからは



21世紀をどんぶらこ

タキソールのことを「タッキー」と短縮、タッキーが働きすぎて髪の毛が抜けちゃったとか

言ってました。



もうタッキーにもゆっくりしてもらって、楽しくすごしてくれたらいいなと思います。