母のがんのこと(番外編:めるちゃんとかつら)
今日は母のがんのこと、番外編「めるちゃんとかつら」です。
平成20年生まれ、現在2歳のめるちゃんは、私の姪っ子。実妹の娘です。
母が入院したのはめるちゃんが1歳半のとき。そして、めるちゃんが2歳のお誕生日を迎えるころまで
母は抗がん剤→手術→抗がん剤の治療生活を送っていました。
なので・・・
ものごころついためるちゃんにとっては、抗がん剤副作用で髪の毛が抜けているのが
おばあちゃんのいつもの姿
そういうもんだと思っていたみたいです![]()
ところで母は、副作用の話をきいたときに、
病院内の美容院で医療用のウィッグ(カツラ)を買った
病院内の美容室だったので、美容師さんはいろいろと
頭にフィットするようにと何度も調節をしてくれた
なかなかよいカツラだと私は思う
そんなある日、いつもコットンの帽子をかぶっていた母がめるちゃんに
かつらをかぶってみせた
めるちゃんはビックリして
言葉をまだしゃべらないめるちゃんは
そんなのをかぶるんじゃないとボディランゲージで訴えて
部屋中を探していつもの帽子を見つけると
こちらにすべしと強要
いつもの姿に安心したのでした。
その後も母がカツラを手入れしているとよってきては
と、自分はそれはキライであると主張してるらしいです。
ふふ。


