母のがんのこと(その6) | 21世紀をどんぶらこ~落書き絵日記~

母のがんのこと(その6)

母のがんのこと、その6でーす。
まだまだ続くよ♪


いよいよ抗がん剤治療を始めることになりました。


その時私は、漠然とした不安でいっぱいでした。
何故かというと・・・

昨年亡くなった主人の母が抗がん剤治療をした翌日に亡くなっているからなんです。抗がん剤治療を初めて行った日の夜に容体が急変し、そのまま帰らぬ人となってしまいました。


私は医学のことは全くわかりません。
それに、そのことに関して恨んだりする気持ちももっていません。主人も、主人の家族も「残念だけれど仕方ないことだったんだ」と思っています。


主人の母が亡くなった原因が抗がん剤だったのかどうかは全くわかりません。医学的な見解もよくわからないままです。ただ、、、、なんとなく、不安で不安でいっぱいでした。


抗がん剤治療に関しては様々な説明があり、初めての場合は体質にあうかどうかがわからないので慎重に行うというお話でした。



不安は母も同じだったでしょうが、幸いにも大きなトラブルはなく、無事その日は終わりました。
今回はお腹の中に直接抗がん剤を入れるということでした。(太い注射針が用意されていてビックリしました!)




夜が更けて、明け方。
母はお腹が痛くて目が覚めたそうです。
母が言うに


「お腹の中で一寸法師が暴れているような!」



抗がん剤がお腹の中で増えすぎた癌細胞を退治してくれたのでしょう!
薬があわなかったということはなさそうです。



それにしても、主治医と担当医の先生はいつも


「がんばりましょうね!」


と声をかけてくださいます。これはとっても安心できました。


まだまだ続くよ~でも来年かな!?