母のがんのこと(その2) | 21世紀をどんぶらこ~落書き絵日記~

母のがんのこと(その2)

前回に続いて、母のがんのことです。


母は結構用心深い性格なので、健康診断もガン検診も欠かさずうけていました。
だから「母がガンになる」なんてことは、私たち家族はこれっぽっちも思っていなかったのです。
身内にガンになった人が少なかったので、この病気について予備知識がゼロに等しかったともいえます。


母と昨年11月頃より話していたこと


母:なんか腕をまわすとお腹がひきつるようなことがあるのよね~

私:(母はプールに通っていたので)泳ぎすぎじゃん?トシなんだからほどほどにね~~


母:なんか急にスカートのファスナーがあがらなくなっちゃったの!

私:一緒にダイエットする?!


しつこいようですが母は用心深い性格です。お腹になにかしこりのようなものがあることにも気づいており、ガン検診でそれを訴えました。担当の先生は、帝王切開の癒着ではといいました。お腹のひきつりについても近所の医者にみてもらっていましたが「年相応」という診断。
でも変、と思った母は整形外科も受信しましたが「筋肉がひきつれてるのでは」との診断。


誤解しないでほしいのですが、私はここで、お医者さんが病気をみつけてくれなかったことを非難したいのではないんです。
私には、その予備知識が全くなかったことを書きたいんです。はっきり言うとそれは



がん検診でみつけることのできるがんは、ごく一部のがんだっていうことと

女性で、ウェストが急に大きくなったら即婦人科を受診しましょう!ということ



この2点は母ががんになってから痛感したことです。


母のウェストが急に大きくなったことの理由が腹水だということがやっとわかったのはお正月をすぎて2月になってから。4月に治療をはじめた病院にたどりつくまでにはまた、紆余曲折があったのですが、続きはまた書きますね。