日本酒ファンなら一度は耳にしたことがある「山田錦(やまだにしき)」。

同じ山田錦でも、育った土地や米の品質等級によって、仕上がるお酒のニュアンスが少しずつ異なります。


🌱 産地による特徴(傾向)


・兵庫県三田市産は、粒が大きくふっくら。旨みと香りのバランスが良く、きれいなキレを生む傾向があります。

・温暖な地域の山田錦は、比較的やわらかく溶けやすい場合があります。

・寒暖差のある産地では、香りが際立ちやすい傾向があります。

※あくまで一般的な傾向であり、精米や醸造方法によっても大きく変わります。


📜 等級とは?


・山田錦を含む酒造好適米には「特等」「1等」「2等」などの等級があります。

・基準は粒の大きさや形のそろい具合、割れの少なさなど。

・高い等級は、精米時に砕けにくく、雑味を抑えやすいのが利点ですが、等級だけで味の良し悪しが決まるわけではありません。


🍶 醉心のこだわり


・醉心が使う山田錦はすべて兵庫県三田市産。

・JA兵庫六甲(旧三田市農協)と昭和30年初頭からの長い取引関係があり、安定した品質を確保しています。

・その年の作柄に応じ、できる限り高等級の山田錦を優先的に仕入れ、醉心の軟水仕込みと組み合わせることで、香りと旨みがクリアで後味のきれいな酒質を実現しています。


👀 ラベル選びのヒント


・「兵庫県産」などの産地表示を確認。市町村名まで記載される例は少ないですが、表示があれば注目ポイントです。

・「特等米」「契約栽培」などの表記があれば、その酒米の背景を知る手がかりになります。


🥂 飲み比べの面白さ


・同じ銘柄でも産地や等級が異なると、香りや口当たりのニュアンスが変わります。

・その違いを料理との相性で試すのも、日本酒の楽しみ方のひとつです。


 まとめ


□ 山田錦は産地・等級・醸造方法の組み合わせで味わいが変化

□ 醉心は兵庫三田産山田錦を使用し、長年の信頼関係で安定供給を実現

□ 高等級の米を優先使用し、軟水仕込みで雑味の少ないクリアな酒質に

□ ラベルや説明書きにある産地・契約栽培表示は選び方のヒント


同じ「山田錦」でも、その背景を知ると一杯の奥行きがぐっと広がります。