どうもこんにちは、すゐせゑです。

 

先日、大学の講義で5Gについて知り、興味を持ったのでちょっと調べてみたことをまとめたいと思います。

 


さて、日本では2020年春からAndroidで5Gのサービスが開始されましたね。

iPhone勢は次回の12で対応するっぽいのでもう少し待ちましょう。

5Gというからには4Gはもちろん、3G,2G,1Gもあるはずですよね。

というわけでこのGにおける歴史を見ていきましょう。

 

 


Gとはゴキブリの略で

ゴキブリは1匹いたら家にもう4匹いる

という言葉がありますが

見つけた1匹目のゴキブリを1G

2匹目のゴキブリを2G

 

失礼しました。

 


1Gは1979年に始まりました。

まあ当時1Gなんて呼ばれてませんでしたけどね。

1G時代、データのやり取りは音声のみだったので

この時期が一番「携帯電話」

という名前にふさわしいものだったのかもしれません。

でも電話はデカい重い

持ち運びはできなかったため自動車に搭載していました。

1G発明から6年後、平野ノラさんがネタにした

ショルダーホンができるわけですがあれですら

今の固定電話よりでかいですから

今の僕たちが想像する携帯電話とはかけ離れてますよね。

さらに非常に高価だったので一般に普及してるわけありませんでした。

しまいには、この頃の通信は

非常に不安定でセキュリティ面にも脆弱性がありました。

 

 

まあそんなわけで高い、デカい、重い、電話しかできない、アナログ方式で不安定

そんな電話の1G時代はここまで。

2Gが出るのは1993年です。

 


この頃からようやく見慣れた形をした携帯電話が登場します。

軽量化、低価格化、デジタル化、音声以外のデータ対応、通信速度向上

と、だいぶ大きな進化ですよね。

これにより携帯電話は一般に普及していきました。

しかしまだ携帯電話で動画はおろか

大きなサイズの画像すら開けませんでした。


そしてようやくGという言葉が使われるようになりました。

そう、3Gの登場です。

僕より前の世代の人は知らないかもしれません。

ここでようやく画像や動画の再生が可能に。

しかし動画なんて見れたもんじゃないですよ。(どっちだよ

YouTubeはなんかぶっつぶつだし

何分かごとにページ変えなきゃいけないし。

(経験者は語る)

そんなわけで3Gが発達してきましたが

・大きなサイズのデータのやり取りが可能

・携帯電話の一般への普及

これにより通信容量の限界がきます。

そこで導入されたのが憎き「通信制限」です。


4Gの導入は2012年です。もはや言うまでもありませんが

さらなる高速化、通信容量の増加により

スマートフォンが急速に普及することになりました。

画像はもちろん、動画もサクサク動き

不自由はほぼなくなりました。

 


さて、ここまで4Gに至るまでの歴史を見てきました。

ではこれが5Gではどうなるのか?

 

まず、通信速度と通信容量の向上ですよね~。

 

なんて呑気に言ってる場合じゃないですよ!

みやすのんきですかあなたは!

(これ気に入ってるんです、すいません。)

 

現在の多くの光回線、つまり家に工事して作る回線の通信速度が

1gbpsです。これは1秒間に1GB通信できる

という意味で、動画1時間分を1秒で通信できます。

そしてちょっと前からNURO光

下り2gbpsに対応し、話題になりました。

今見るとauひかりが上り下りともに10gbps対応

いやいや、意味わからんし。って感じです。

(ちなみにこれはマックスの値で

実際は10gbpsは出にくく、5gbpsくらいしか出ないというツイートを見ました。)

 

まあそんな感じの光回線事情ですが

5Gでは通信速度10gbps以上が出るとのこと。

こうしちゃいられない、シカゴに直行だ!!!

(いや、乗客側の画像にしろよ。なんで操縦しちゃってんだよ。)

 

 

使い時が謎ですが、4K,8Kが一般的になることを考えると

まあそれも必要かと思います。

スマホで8Kとかあんまり恩恵なさそうですけどね。

携帯回線がこれですから光回線ももっと進化することでしょう。

ゲームを好んでいる人間としては進化してもらわないと困る。

(ちなみにゲーマーにとっては通信速度より

Pingって値のほうが大事になるんですが

後半でもう少し触れます。)

 

 

また、通信容量についてはスマホの各社が基本データ無制限のプランを用意してるので今までの忌まわしき通信制限ともオサラバです。

 


次にパワーアップするのは

同時接続可能端末数です。

同じ場所で多くの人がネットを開くと

「はぁ~~~~~!?!?

全然繋がらないんですけど!?!?」

ってなりますよね。フェス中とか。知らんけど。

また、これからはIoTの時代です。

ネットを使ってエアコンをつけておいたり

家にカメラを設置して愛犬の様子をケータイで観察する

なんてことがこれから増えますから

現在の同時接続可能端末数では足りなくなります。

しかし心配することなかれ。

同時接続は

100倍以上まで耐えられるようになります。

 


次の特長は「超低遅延」です。

テレビの生放送をイメージしていただきたいのですが

あれはリアルタイムとは言いますが

カメラで撮ってから

テレビに映るまで数秒のズレが生じます。

これが1msつまり1/10秒まで減ります

ここまでくると人間ではその遅延に気付きません。

先ほど通信速度の話でPing値について

少しだけお話をしましたが

プレイヤーが操作を入力してから

ゲームサーバーに情報が送られ

モニターに映るゲームに反映されるまでの時間」が

遅延ということができます。

これが極限まで短くなれば

 

日本とアメリカの人が同時にゲームをしたときの

今までのような瞬間移動のオンパレード

がなくなるわけです。

(ちょっとコアすぎましたかね)

 

これを応用すれば

遠隔治療なんかもできるようになります。

過疎化している地域で特に効果が期待できそうですね。

 

あとは省電力化、低コスト化と

説明不要な特長が続きます。

 


てな感じで5Gの特長を並べてきましたが

やっぱ夢ありますね!

でもこれは夢ではなく、現実です。目を覚ませ(?)。

 

 


さて、いかがだったでしょうか。

この夢みたいな技術5G。

ぜひ使いこなしていきたいものですね。