suiseijin8xxのブログ

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08Dec
- Yuja Wang:2017年ミュージカル・アメリカの年間最優秀アーティスト
  ユジャ・ワンは、カリスマ的な芸術性、感情に正直な音楽表現、ステージ上での魅惑的な存在感で知られるピアニストである。世界屈指の指揮者や音楽家、アンサンブルと共演を重ね、卓越した技巧と内からあふれ出る生き生きとした音楽性が賞賛されている。最近、その妙技とカリスマ性が遺憾なく発揮されたのが、ヤニック・ネゼ=セガン指揮／フィラデルフィア管弦楽団と組んでカーネギーホールで行ったラフマニノフ・マラソン。ラフマニノフの生誕150年を記念して開催された歴史的なプロジェクトにおいて、ユジャはこの作曲家の４つのピアノ協奏曲と「パガニーニの主題による狂詩曲」を一度に演奏し、大反響を呼んだ。2022/23年シーズンはマグヌス・リンドベルイのピアノ協奏曲第３番をサンフランシスコ交響楽団と世界初演し、北米やヨーロッパで演奏を重ねた。北京で音楽家の家庭に生まれ、中国で初期のピアノ指導を受けた後、カナダに渡り、より専門的な教育を受ける。その後、カーティス音楽院でゲイリー・グラフマンに師事。2007年にマルタ・アルゲリッチの代役としてボストン交響楽団へのデビューを飾ったことが躍進のきっかけとなり、２年後にはドイツ・グラモフォンと独占契約を結んだ。以来、トップ・アーティストとしての地位を確立している。2017年ミュージカル・アメリカの年間最優秀アーティスト、2021年にはジョン・アダムズの「Must the Devil Have all theGood Tunes?」の世界初録音（グスターボ・ドゥダメル指揮／ロサンゼルス・フィルハーモニック）でオーパス・クラシック賞を受賞。2024年２月には、テディ・エイブラムスとマイケル・ティルソン・トーマスの作品を取り上げたディスク『アメリカン・プロジェクト』でグラミー賞（最優秀クラシック器楽ソロ部門）を初受賞した。リサイタルでは北米、ヨーロッパ、アジアの主要ホールでベートーヴェンやスクリャービンなどの作品を含む幅広いプログラムを演奏し、その才能を余すことなく発揮している。Yuja Wang plays the Flight of the Bumble-Bee (Vol du BourdoYuja Wang - Variations on the Turkish March (Odeonsplatz)Yuja Wang - Liszt Piano Concerto No. 1Yuja Wang: Prokofiev Piano Concerto No. 3 in C major Op. 26 [HD]
06Dec
- YOUNG-HO SHINー２０２５年ダブリン国際ピアノコンクールで第２位を獲得
  左から右へ：ヨンホ・シン、カーター・ジョンソン、アンソン・イン・シュン・ウォン。2025年ダブリン国際ピアノコンクールの決勝が昨夜（金曜日）、ダブリン国立コンサートホールで開催されました。素晴らしい雰囲気の中、ファイナリスト3名は、ヨナス・アルバー指揮、ダブリン国立交響楽団の伴奏による協奏曲をそれぞれ演奏し、実力を競いました。その後、ダブリン市長のエマ・ブレイン氏から今年の賞が授与されました。今年のファイナリストと受賞者の皆様、そしてダブリンまでご来場いただいた皆様、スポンサー、パートナーの皆様、そして公演にご来場いただいた皆様に、心よりお祝い申し上げます。今年のコンクールは大成功を収めました。これは、皆様の素晴らしい協力と、もちろん出場者の皆様の並外れた才能なしには実現できなかったでしょう。2025年ダブリン国際ピアノコンクールで第1位を獲得したカナダのCARTER JOHNSONさん（28歳）に祝意を表します。また、第2位を獲得したYOUNG-HO SHINさん、第3位を獲得した香港のANSON YING SHUN WONGさん（24歳）、DIPC 2025委嘱作品の最優秀演奏で創設者賞を受賞した韓国のJIHYUNG YOUNさん（26歳）、最優秀ベートーベン演奏でIta Stephens賞を獲得したANSON YING SHUN WONGさん、最優秀ピアノ五重奏曲演奏でジョー・マカロー賞を獲得したCARTER JOHNSONさん、そしてアイルランドの最高位の出場者としてブレナン賞とマカロー奨学金を獲得した当校のDIDA CONDRIAさん（22歳）にも祝意を表します。第 1 位は KPMG のご厚意により提供され、第 2 位は Tom Corran のご厚意により提供され、第 3 位は Stewart および Avice Harrington のご厚意により提供され、Ita Stephens 賞は Stephens 家、Joe McCullough 賞は McCullough 家、Brennan 賞は Joseph Brennan のご厚意により提供され、McCullough 奨学金は Dennisおよび Ellie McCullough のご厚意により提供されました。ヨンホ・シンは現在、韓国のソウル芸術高等学校でピアノを専攻しています。5歳からピアノを始め、14歳で錦湖アートホールでデビューリサイタルを開催しました。15歳の時には、京畿道フィルハーモニー管弦楽団とラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を、またイェウォン学校学生オーケストラとベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番第1楽章を演奏しました。さらに、ヨンホは韓国リストコンクール入賞者コンサート、三益芸術財団天才奨学生コンサート、GCCF音楽コンクール第1位受賞者コンサートなど、数多くのコンサートに出演しています。コンクールの世界では、梨花・京郷音楽コンクール、韓国リストピアノコンクール、GCCF音楽コンクール、イェウォン音楽コンクールなど、韓国のコンクールで数々の賞を受賞しています。ヨンホはイェウォンスクールに通い、毎学期奨学金を受け取っています。また、イ・デウン財団奨学金とサミック芸術財団天才奨学金にも選ばれています。シ￥・ン・ヨンホ / 第12回浜松国際ピアノコンクール第1次予選D. スカルラッティ / ピアノソナタニ短調 K.64(L.58)F. リスト / パガニーニの大練習曲第6番イ短調「主題と変奏」￥・ F. ショパン / スケルツォ第4番ホ長調作品54・Morningside MB 2024 | Young Ho Shin- Mussorgsky Pictures at an ExhibitionMorningside MB 2024 | Young Ho Shin- Brahms Variations and Fugue on a Theme by HandelMorningside MB 2024 | Young Ho Shin - Brahms Variationsand Fugue on a Themeby HandelMorningside Music Bridge　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
05Dec
- ユリアンナ・アヴデーエワ　ショパン国際ピアノコンクール第一位
  1985年、モスクワ生まれ。5歳より、突出した才能をもつ若手音楽家のためのグネーシン特別音楽学校で、エレナ・イヴァノワにピアノを学ぶ。2003年、スイスに留学してチューリヒ芸術大学ではコンスタンティン・シチェルバコフに師事。2008年にチューリヒおよびモスクワの学校をトップレベルの成績で卒業した。2010年にワルシャワで開催された第16回ショパン国際コンクールで優勝。クリスティアン・ツィメルマン最優秀ソナタ演奏特別賞も同時に受賞し、コンクール史上、マルタ・アルゲリッチ以来45年ぶりの女性優勝者として一躍脚光を浴びる。その後、ギルバート指揮ニューヨーク・フィル、デュトワ指揮N響、ブロムシュテット指揮チェコ・フィル、ホーネックおよびペトレンコ指揮フィンランド放送響、ユロフスキ指揮ロンドン・フィル、ヤノフスキ指揮ベルリン放送響、ホーネック指揮ピッツバーグ響、ブリュッヘン指揮18世紀オーケストラなどのほか、ローマ・サンタ・チェチーリア管やエイジ・オブ・エンライトゥンメント管、バンベルク響、モスクワ・フィル、香港フィル、ワルシャワ・フィル、ポーランド国立放送管、ベルギー王立リエージュ・フィル、パシフィック響などと共演し、磨き抜かれた高度なテクニックと深く真摯な音楽解釈が絶賛されている。世界各地で行っているリサイタルでは、ショパン作品とともにJ.S.バッハやハイドン、モーツァルト、プロコフィエフ、ラヴェル、リストなどの作品も披露。ショパンに留まらないこだわりのプログラミングと鮮麗なピア二ズムを通して、独自の音楽世界を提示している。2017年夏、ザルツブルク音楽祭にデビューし、同年のシーズンにはルツェルン・フェスティバルのステージに再登場した。2018年には、シドニー・オペラハウスでオーストラリアにおけるデビュー・リサイタルを行い、ほかにもハンブルクのNDRエルプフィルハーモニーやベルリンのピエール・ブーレーズ・ザールへのデビューを飾った。録音は数多く、最近では2017年にMIRAREレーベルから発売したJ..S.バッハのイギリス組曲第2番、トッカータ、フランス風序曲のほか、2019年にドイツ・グラモフォンからリリースしたギドン・クレーメルとギードレ・ディルヴァナウスカイテと共演したヴァインベルクの室内楽作品集がある。Yulianna Avdeeva – Polonaise-fantasy in A flat major, Op. 61(third stage, 2010)Yulianna Avdeeva - Franz Liszt - Sonata in B minorYulianna Avdeeva – Rachmaninov: Prelude Op. 23 No. 4、Yulianna Avdeeva - Chopin: Nocturne op. posth.
04Dec
- Lisa Batiashvil16歳にしてシベリウス国際ヴァイオリン・コンクールにおいて2位に
  リサ・バティアシュヴィリ(グルジア語:ლიზა ბათიაშვილი, Lisa Batiashvili、1979年3月7日- ) は、ジョージア出身のヴァイオリニスト。夫はオーボエ奏者のフランソワ・ルルー。経歴ジョージアの首都トビリシに生まれ、1994年に一家でドイツのミュンヘンに移住する。ハンブルクでマルク・リュボツキーに、ミュンヘンでアナ・チュマチェンコにヴァイオリンを師事。1995年にはわずか16歳にしてシベリウス国際ヴァイオリン・コンクールにおいて2位に入賞し脚光を浴びた。2001年にBBCプロムスのコンサートに初出演して絶賛を浴びたほか、2007年にはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団やニューヨーク・フィルハーモニックの演奏会にもデビュー。2003年にはシュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭においてレナード・バーンスタイン賞を受賞。現在は世界各地で一流指揮者やオーケストラと共演を重ねており、日本ではNHK交響楽団と2004年1月(シャルル・デュトワ指揮)、2006年4月(シャルル・デュトワ指揮)、2009年1月(デイヴィッド・ジンマン指揮)、2011年12月(シャルル・デュトワ指揮)に共演している。2001年にEMIよりCDデビュー（この時はエリザベス・バティアシュビリ-Elisabeth Batiashvili名義）。その後ソニー・クラシカルから2枚のCDをリリースし、2010年にはドイツ・グラモフォンへ移籍。この他、夫であるフランソワ・ルルーのCDにもヴァイオリニストとして参加している。使用楽器日本音楽財団貸与の1709年製ストラディヴァリウス「エングルマン」Tchaikovsky: Violin Concerto - Lisa Batiashvili✧Karina Canellakis✧Kungliga FilharmonikernaLisa Batiashvili (2/3) Prokofieff Violin Concerto No. 1 in D, op. 19 - 2. Scherzo (Vivacissimo)Beethoven: VC (III. Rondo. Allegro) - Lisa Batiashvili✧Zubin Mehta✧Münchner PhilharmonikerLisa Batiashvili - Mozart: Violin Concerto No.5 "turc"Orchestre de Paris
03Dec
- Hyunjin Roh（盧賢進）ーパデレフスキ国際ピアノコンクールで優勝
  盧賢進23歳、韓国ピアニストのノ・ヒョンジンは、幼少期から音楽の世界で頭角を現し、40以上のコンクールで優勝するなど、国内音楽界の注目を集めてきました。また、2021年のリーズ国際ピアノコンクールでセミファイナリスト賞を受賞し、海外からも注目を集めるようになりました。韓国の第45回中央音楽コンクールで優勝したノさんは、多彩な音色と深い表現力を持ち、「健康的で響きがよく、彼女ならではの多彩な音色を駆使している」「スケールの大きさと繊細さを持ち合わせ、細部の表現も逃さない」など、高い評価を得ています。ポーランドのパデレフスキ国際ピアノコンクールで優勝するなど、国際的に活躍している韓国出身のピアニストです。ソウル大学校を卒業後、ニューイングランド音楽院で学んでいます。彼女は多くのホールでの公演やソロ演奏を通して、常に観客とコミュニケーションをとってきました。ソウル国立大学でジュ・ヒソン氏に師事し、現在はニューイングランド音楽院でビョン・ファギョン氏に師事し、音楽修士号取得を目指しています。Hyunjin Roh - 1st Round - "The Leeds" Competition 2021Domenico Scarlatti 0:00Sonata in B Minor, K. 27 Johannes Brahms 3:2828 Variations on a theme by Paganini in A minor,Op. 35 Maurice Ravel 15:18Hyunjin Roh - 2nd Round - "The Leeds" Competition 2021Robert Schumann Piano Sonata No. 1 in F sharp Minor, Op. 11 0:001. Introduzione (un poco adagio) - Allegro vivace 3:342. Aria 12:593. Scherzo - Allegrissimo 16:194. Finale - Allegro un poco maestosoJ.Brahms 6 Klavierstücke Op.118 | Hyunjin Roh, PianoI.Stravinsky-Agosti The Firebird | Hyunjin Roh, Pianod_21XIoWeps
02Dec
- Hyun Su Shinー２008年ロン＝ティボー国際コンクールヴァイオリン部門優勝；韓国人初
  シン・ヒョンス（신 현수、申賢守、英語:Shin Hyun-Su、1987年7月16日- ）は、大韓民国出身のヴァイオリニスト。概要1987年　韓国全州市に生まれる。4歳からヴァイオリンを始め、1996年　韓国国立芸術大学のプレスクールへの入学を認められる。10歳からキム・ナムユンに師事。2008年、ロン＝ティボー国際コンクールヴァイオリン部門で、韓国人として初めて優勝した。留学経験のないシンの優勝は、韓国の音楽教育の一端を示した。これまでに、ワシントン・ナショナル交響楽団、ソウル市立交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢などと協演。韓国国立芸術大学大学院で研鑽を積んでいる。受賞歴 1996年　湖南ヴァイオリンコンクール優勝。 2001年　大韓民国青少年コンクール第1位および大賞。 2002年　ユーディ・メニューイン国際コンクール　ジュニア部門第2位。 2003年　ワシントン・ヨハンセン国際コンクール優勝。 2004年　パガニーニ国際コンクール第3位および最年少決勝進出者に贈られるエンリコ・コスタ博士記念賞。 2005年　ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリン・コンクール、シベリウス国際コンクール第3位。 2006年　ハノーファー国際ヴァイオリン・コンクール第2位ならびに聴衆賞。 2007年　韓国音楽協会ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー。 2008年　ロン＝ティボー国際コンクールヴァイオリン部門優勝（韓国人としては初）。 2012年　エリザベート王妃国際音楽コンクールヴァイオリン部門第3位。使用楽器クムホ・アシアナ文化財団より貸与されている、1794年製ジュゼッペ・ガダニーニ「クレモナ」。Czardas by V Monti Violin Hyun Su ShinP.Sarasate : Carmen Fantasy, Op.25 &Massenet meditation 사라사테카르멘 판타지 마스네 타이스의명상곡 [Violin Zia Shin][신지아 Zia Hyunsu Shin] 생상스 서주와 론도 카프리치오소 Saint Saëns: Introductionand Rondo capricciosP.Sarasate : Carmen Fantasy, Op.25 & Massenet meditation사라사테카르멘 판타지 마스네 타이스의명상곡 [Violin Zia Shin]
01Dec
- Beatrice Rana ー-2013年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで銀賞
  ベアトリーチェ・ラナ（Beatrice Rana、1993年1月22日- ）はイタリアのピアニスト。幼少期コペルティーノで生まれ、4歳でピアノの勉強を始め、 9歳でバッハのピアノ協奏曲ヘ短調を演奏してオーケストラデビューを果たす。モノーポリのニーノ・ロータ音楽院でベネデット・ルポに、ドイツのハノーファーにあるハノーファー音楽演劇大学でアリエ・ヴァルディに師事。キャリアと評価2011年のモントリオール国際音楽コンクールで優勝および特別審査員賞を、2013年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで銀賞を獲得。2022年現在、ワーナークラシックの専属レコーディングアーティストである。2018年、バッハのゴルトベルク変奏曲の録音で「年間最優秀女性アーティスト」部門のクラシックブリットアワードにノミネートされた。2018年10月、アムステルダムでロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団と共にデビュー。2020年9月24日と25日、同楽団とチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を演奏。2019年3月12日、カーネギー・ホールでの初演奏を果たし、ショパンの『12の練習曲』作品25を演奏し絶賛を受けた。2019年6月7日に再び同ホールで、フィラデルフィア管弦楽団とプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番を演奏。2019年10月17日に同ホールにて、バッハのニ短調とヘ短調ピアノ協奏曲を演奏。Beatrice Rana records Bach: The Goldberg Variations (Aria) BWV 988Beatrice Rana plays Chopin: 12 Études, Op. 25: No. 11 in A Minor ("Winter Wind")Debussy Toccata | Beatrice RanaBeatrice Rana plays Scriabin: Fantaisie Op. 28 (2024 | Live)
30Nov
- Mateusz Krzyżowskiーパデレフスキ国際ピアノコンクール優勝
  　11月7日から2週間にわたって行われたパデレフスキ国際ピアノコンクール、最終結果が発表されました。第1位　マテウス・クシジョフスキ /Mateusz Krzyżowski（ポーランド）　ポーランドのマテウシュ・クシジョフスキさんは、シマノフスキの交響曲第4番「協奏交響曲」を選択。冒頭から、鈍く輝くような魅力的な音で惹きつけ、第2楽章では雪解けを思わせるミステリアスな音を響かせるなど、場面が変わるごとに音色を変え、オーケストラの中で堂々と役割を果たしていきます。オーケストラの音が大きかったのでピアノが大変そうな場面もありましたが、それでも第3楽章など、オーケストラと一体となって力強いステップを踏んでいくようでした。　ポーランドのコンクールでこの曲を選んで良い演奏をすれば、それだけでかなりプラスになりそう…と思わずにいられません。もちろん、演奏が良くなくてはどうにもならないのですが！結果その作品の魅力を教えてくれる演奏で、優勝に輝きました。結果を受け、「ステージで自分が1位だと言われたことが今もまだ信じられない」とうれしそう。　音楽家として大切にしていることは、「自分自身であること」。「絶対に計算をしない。たとえば審査員が何を求めているかかは考えるべきではないと思っています。常に自分自身であり、ステージで自分の100％を出すことを大切にしています」マテウシュ・クシジョフスキ(1999年3月6日ティヒ生まれ)は、ポーランドのピアニスト。アルトゥール・ルービンシュタイン記念賞受賞者。彼はティヒ出身。5歳でピアノを学び始めた。ティヒのフェリックス・リビツキ音楽学校コンプレックスと、カトヴィツェのカロル・シマノフスキ国立中等音楽学校で教授のクラスで学んだ。2024年、ワルシャワのフレデリック・ショパン音楽大学のピアノ科を卒業。2018年、ポーランド国内のフレデリック・ショパンピアノコンクールで優勝。2021年12月、第12回若手ピアニストのためのルービンシュタイン国際ピアノコンクールで優勝。第279回ピティナ・公開録音コンサート「第12回パデレフスキ国際ピアノコンクール優勝記念公演」（前半）00:00 - 1. Paderewski, Ignacy Jan:Miscellanea 　Legende No.2 A-Dur https://enc.piano.or.jp/musics/22643 08:14- 2.Paderewski, Ignacy Jan:Miscellanea 　un moment musical https://enc.piano.or.jp/musics/22644 09:54- 3. Paderewski, Ignacy Jan:6 Humoresques de concert　No.2 Sarabande Op.14-2 https://enc.piano.or.jp/musics/22634 13:23- 4. Szymanowski, Karol Maciej:4 Etiudy　Allegro moderato es-moll Op.4-1 https://enc.piano.or.jp/musics/32656 17:40- 5. Szymanowski, Karol Maciej:4 Etiudy　Allegro molto Ges-Dur Op.4-2 https://enc.piano.or.jp/musics/32657 19:56- 6. Szymanowski, Karol Maciej:4 Etiudy　Andante b-moll Op.4-3 https://enc.piano.or.jp/musics/32658 24:40- 7. Szymanowski, Karol Maciej:4 Etiudy　Allegro C-Dur Op.4-4 https://enc.piano.or.jp/musics/32659 29:09- 8. Moszkowski, Moritz:Etudes de Virtuosité　AlFrederic Chopin - Nocturne in C minor, Op. 48 No. 1 | Mateusz KrzyżowskiMATEUSZ KRZYŻOWSKI – first round (19th Chopin Competition, Warsaw)Ballada F-dur op. 38 / Ballade in F major, Op. 38 [0:08]Etiuda a-moll op. 25 nr 11 / Etude in A minor, Op. 25 No. 11 [7:55]Nokturn E-dur op. 62 nr 2 / Nocturne in E major, Op. 62 No. 2 [12:18]Walc As-dur op. 34 nr 1 / Waltz in A flat major, Op. 34 No. 1 [18:08]第2位　ペドロ・ロペス・サラス / Pedro López Salas（スペイン）　2日目の最初に演奏した、スペインのペドロ・ロペス・サラスさんは、リストのピアノ協奏曲第1番を選択。自分の間をたっぷりとりながらゆっくりと歌っていきます。ボリューム豊か、ゴージャスな音を鳴らして自分だけの音楽を堂々と奏で、第2位に入賞しました。第3位　ダニロ・サイエンコ / Danylo Saienko（ウクライナ）キエフでのミコラ・ルイセンコ国際ピアノコンクール（2012年）で賞を受賞した。2011年ピアノ・フォーラム・フェスティバル（ポーランド）で「ズロティ・パルナス」賞を受賞。2013年ヴァラッロ（イタリア）の「ヴァルセーザ・ムスカ」ピアノコンクールと2014年S.スタンチッチピアノコンクール（クロアチア）のファイナリストとなった。2015年マリア・カナルス国際ピアノコンクール（スペイン）と「GIORGOS Thymis」（ギリシャ）で優勝。２０２３年イル・ド・フランス国際ピアノコンクール優勝名誉賞ピオトル・パヴラック / Piotr Pawlak（ポーランド）　開催国ポーランドからの参加者が優勝したのは、国際コンクールとなってから初めてとのこと。　今回、健康上の理由のため審査に参加できなくなったピオトル・パレチニ審査委員長にかわり、ヴァネッサ・ラターシュ副審査委員長が結果を発表します。　発表を前に「パレチニ氏がつくった審査のシステムはとてもフェアでオープンなので、わたしたちも理解しやすかった」と、ひとこと。前回、結果発表後にコンテスタントからの問題提起があったための発言と思われますが、今回のコンクールでも、後日、全審査員の評価が公表される予定となっています。　さて、ファイナルの演奏の様子を、コンテスタントの言葉とともに振り返ってみたいと思います。　今回は、5名のファイナリストが全員異なる協奏曲を選んでいました。コンクールとなると同じ曲に偏りがちなところ、めずらしい状況です。　初日のはじめに演奏したポーランドのピオトル・パヴラックさんは、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番を演奏。ゆっくりとしたテンポで、足取りを確かめるように音楽を進めていきます。第2楽章では、先日語っていた音楽への愛着が溢れ出すような、自らの音楽世界に没頭する演奏を聴かせてくれました。Shio Okui名誉賞　日本の奥井紫麻さんは、ショパンのピアノ協奏曲第2番を選びました。軽やかな音を響かせ、繊細に美しくショパンの歌を歌っていきます。第3楽章も、自然な抑揚で揺れるピアノとオーケストラがぴたりと合って、心地よく美しいショパンが流れていきます。　演奏を終えて、こう話していました。「これはショパン初期の作品で、みずみずしさや青春の悩み、若い頃の思い出が詰まっていて、弾いていてそれを感じた時に懐かしい気持ち、嬉しい気持ちになります。ピアノの軽やかさ、ショパン特有の装飾音がたくさんあって美しい作品です。この国の作曲家の作品ということで最初は緊張しましたが、音楽に集中して、自分なりにできることはできたと思います」　コンクール特有の、準備にたっぷり時間が取れないという状況は、「代役で急に頼まれたつもりで臨むことで、コンクールでなくコンサートという感覚が持てるようにした」と話していました！すごいメンタルのつくりかた。12歳からモスクワで学び、現在18歳。これからが楽しみです！
29Nov
- Beatrice Rana ー-2013年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで銀賞
  ベアトリーチェ・ラナ（Beatrice Rana、1993年1月22日- ）はイタリアのピアニスト。幼少期。コペルティーノで生まれ、4歳でピアノの勉強を始め、 9歳でバッハのピアノ協奏曲ヘ短調を演奏してオーケストラデビューを果たす。モノーポリのニーノ・ロータ音楽院でベネデット・ルポに、ドイツのハノーファーにあるハノーファー音楽演劇大学でアリエ・ヴァルディに師事。キャリアと評価2011年のモントリオール国際音楽コンクールで優勝および特別審査員賞を、2013年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで銀賞を獲得。2022年現在、ワーナークラシックの専属レコーディングアーティストである。2018年、バッハのゴルトベルク変奏曲の録音で「年間最優秀女性アーティスト」部門のクラシックブリットアワードにノミネートされた。2018年10月、アムステルダムでロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団と共にデビュー。2020年9月24日と25日、同楽団とチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を演奏。2019年3月12日、カーネギー・ホールでの初演奏を果たし、ショパンの『12の練習曲』作品25を演奏し絶賛を受けた。2019年6月7日に再び同ホールで、フィラデルフィア管弦楽団とプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番を演奏。2019年10月17日に同ホールにて、バッハのニ短調とヘ短調ピアノ協奏曲を演奏。Beatrice Rana records Bach: The Goldberg Variations (Aria) BWV 988Beatrice Rana plays Chopin: 12 Études, Op. 25: No. 11 in A Minor ("Winter Wind")Debussy Toccata | Beatrice RanaBeatrice Rana plays Scriabin: Fantaisie Op. 28 (2024 | Live)
28Nov
- DIANA COOPER グラモフォンのヤング・アーティスト賞レナード・バーンスタイ賞を受賞
  ヤン・リシエツキ（/ˈjɑːnlɪˈʃɛtski/; 1995年3月23日生まれ）は、カナダのクラシックピアニスト。オーケストラや指揮者と国際的に共演している。15歳からドイツ・グラモフォンに録音している。18歳の時、リシエツキはグラモフォンのヤング・アーティスト賞とレナード・バーンスタイン賞を受賞した。幼少期と教育リシエツキはカナダのアルバータ州カルガリーに生まれ、5歳でピアノを始め、9歳でオーケストラデビューを果たした。13歳の時、リシエツキは2008年にポーランドのワルシャワで開催された「ショパンと彼のヨーロッパ」音楽祭に招待され、シンフォニア・ヴァルソヴィアとハワード・シェリーの共演でショパンのピアノ協奏曲第2番作品21を演奏した。瞬く間に音楽祭のセンセーションを巻き起こした彼は、2009年に再び音楽祭に出演し、同じシンフォニア・ヴァルソヴィアと共演してショパンのピアノ協奏曲第1番作品11を演奏した。翌年、フレデリック・ショパン研究所が2枚の演奏をリリースし、リシエツキのアルバムデビューとなったことで、彼は国際的な注目を集めた。この録音はディアパゾン・ドール・デクーヴェルト賞を受賞し、熱狂的な国際的レビューを受けた。BBCミュージック・マガジンは、彼のショパン解釈の「繊細に抽出された」洞察力と演奏の「成熟した音楽性」を称賛し、「混雑したCDカタログの中でも、このさわやかで誇張されていないデビューリリースは祝うべきものである」と記した。ショパンのリリース後、同年、彼が15歳だったときに、ドイツ・グラモフォンが彼と独占契約を結んだ。2010年のカナダデーの祝賀行事の一環として、リシエツキはカナダのオンタリオ州オタワにある国会議事堂でエリザベス2世女王と10万人の観客の前で演奏した。リシエツキは教育委員会の推薦により4学年進級し、2011年1月にカナダのアルバータ州カルガリーにあるウェスタンカナダ高校を卒業した。彼はトロントにある王立音楽院のグレン・グールド学校で学士課程を修了し、全額奨学金を得て入学した。録音と批評家の評価リシエツキのドイツ・グラモフォン初録音は2012年4月にリリースされ、バイエルン放送交響楽団とクリスティアン・ツァハリアスの指揮によるモーツァルトのピアノ協奏曲K466第20番ニ短調とK467第21番ハ長調が収録されている。このアルバムは2013年のジュノー賞の年間最優秀クラシック・アルバム部門にノミネートされた。さらに2013年春にはショパンの練習曲作品10と25がリリースされ、グラモフォン誌はこれを「呼吸するように自然に演奏された、純粋な音楽として演奏された」と評した。2013年3月、リシエツキは急遽マルタ・アルゲリッチの代役を務め、ボローニャでクラウディオ・アバド指揮モーツァルト管弦楽団と共演し、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番作品58を演奏した。また、ロイヤル・アルバート・ホールで開催されたBBCプロムスでは、アントニオ・パッパーノ指揮サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団と共演し、シューマンのピアノ協奏曲作品54を演奏してシーズンを締めくくった。2016年1月、リシエツキは20歳でニューヨークの有名なカーネギーホールのスターン講堂でデビューを果たし、ニューヨークタイムズ紙はそれを「非常に繊細な演奏」と評した。同月、ドイツ・グラモフォンは、サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団（指揮：アントニオ・パッパーノ）と共演したリシエツキによるシューマンのピアノと管弦楽のための作品の録音をリリースした。ClassicFMは、「彼はまだ若いかもしれないが、ヤン・リシエツキのシューマンの演奏は伝説的である」と評した。ショパンのピアノとオーケストラのためのめったに演奏されることのない作品は、北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団とクリストフ・ウルバンスキの指揮で録音され、2017年3月にリリースされ、ドイツとカナダの音楽業界で最も重要な賞であるエコー・クラシック賞とジュノー賞の両方を受賞しました。2018年、リシエツキはショパン、シューマン、ラヴェル、ラフマニノフの作品を演奏するリサイタルプログラムを発表しました。『夜の音楽』と題されたこのプログラムは、評論家から「魅惑的」、「神々しい」、「形而上学的な音体験」と絶賛されました。ドイツ・グラモフォンでの6枚目のアルバムでは、アカデミー室内管弦楽団を指揮し、ベートーヴェンのピアノ協奏曲全5曲を演奏した。Jan Lisiecki - Schumann Concerto in A minorJan Lisiecki - Chopin: Étude No.4 in C sharp Minor (Official Video)Jan Lisiecki - Mendelssohn Concerto No. 1 in G minor, Op. 25Jan Lisiecki | Mozart Jeunehomme Piano Concerto+ Chopin | Live 2017
27Nov
- 務川慧悟ーエリザベート王妃国際音楽コンクールピアノ部門第3位
  務川慧悟（むかわけいご、1993年〈平成5年〉4月9日- ）は、務川慧悟ーエリザベート王妃国際音楽コンクールピアノ部門第3位ｍ日本のピアニスト。愛知県知多郡東浦町出身。略歴愛知県東海市で生誕。3歳よりヤマハ音楽教室で学ぶ。愛知県立旭丘高等学校、東京藝術大学を経て、パリ国立高等音楽院第2課程ピアノ科、室内楽科修了。同音楽院フォルテピアノ科卒業。東京藝術大学1年在学中の2012年、第81回・日本音楽コンクール1位受賞を機に、本格的な演奏活動を開始。2014年（平成26年）、パリ国立高等音楽院に審査員満場一致の首席で合格し渡仏。2017年（平成29年）、シャネル・ピグマリオン・デイズのアーティストに選出されラヴェルピアノ作品全曲演奏をテーマに全6回のリサイタルを開催。2018年（平成30年）、NHK「らららクラシック」において「左手のためのピアノ協奏曲」を演奏するなど、ラヴェルの作品に意欲的に取り組んでいる。日本音楽コンクールで第一位を同時受賞した反田恭平と、2019年（　令和元年）から2台ピアノのツアーを企画。愛知県、三重県、大阪府にてリサイタルを行う。2年目となる2020年（令和2年）にはこの2台ピアノでパリデビュー、CD制作も行う。東京をはじめ東北5県を回るツアーを予定していたが、新型コロナウイルス感染症の世界的流行の影響により日程のほとんどが中止、延期となる。7月に予定されていた東京公演は、反田が立ち上げた企画の有料オンデマンドコンサート「Hand in hand vol.2」として配信された。これまでに日本各地、スイス、上海、ラトビアにてリサイタルを開催。東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、フランスにてロレーヌ国立管弦楽団と共演のほか、室内楽では、NHK交響楽団首席奏者と共演。ソロ、コンチェルト、室内楽と幅広く演奏活動を行うと共に、留学記、コラムを連載するなど多方面で活動している。2019年（令和元年）9月、反田恭平が代表を務める株式会社NEXUSに所属。2020年（令和2年）7月、合同会社ミューズ・プレスより務川編曲の楽譜、ラヴェル「マ・メール・ロワ」が出版された。フランク・ブラレイ、上田晴子、テオドール・パラスキヴェスコ、ジャン・シュレム、パトリック・コーエン、ダリア・フェデエヴァ、横山幸雄、青柳晋の各氏に師事。2014年（平成26年）には、霧島国際音楽祭でエリソ・ヴィルサラーゼのマスタークラスを受講。2012年（平成24年）、2013年（平成25年）、2014年（平成26年）度ヤマハ音楽振興会音楽支援奨学生。2015年（平成27年）、2016年（平成28年）度公益財団法人ロームミュージックファンデーション奨学生。2017年（平成29年）度の第46回・江副記念財団奨学生。人物ワイン好きであり、2024年（令和6年）10月には日本ソムリエ協会のワインエキスパート試験に合格し認定されている。受賞歴 2008年（平成20年）全日本学生音楽コンクール中学校の部全国大会第1位[、野村賞、井口愛子賞、音楽奨励賞受賞 2010年（平成22年）第14回・松方ホール音楽賞第1位最年少受賞 2012年（平成24年）第81回・日本音楽コンクール第1位、野村賞、井口賞、河合賞受賞 2014年（平成26年）第3回・秋吉台音楽コンクール室内楽部門第1位 2015年（平成27年）第25回・エピナル国際ピアノコンクール（英語:Épinal International Piano Competition）第2位 2016年（平成28年） 6月第18回・イル・ドゥ・フランス国際ピアノコンクール（英語:Ile de France International Piano Competition）第2位 10月第5回・Coop Music Awards国際コンクール第1位 2018年（平成30年）第10回・浜松国際ピアノコンクール第5位 2019年（令和元年）ロン＝ティボー＝クレスパン国際音楽コンクールピアノ部門第2位 2021年（令和3年）3月愛知県芸術文化選奨文化新人賞受賞 5月エリザベート王妃国際音楽コンクールピアノ部門第3位 2023年（令和5年）第33回・日本製鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞受賞 2024年（令和6年）第33回・出光音楽賞受賞夜のガスパール, M. 55: III. スカルボKeigo Mukawa | Queen Elisabeth Competition 2021 - First roundQueen Elisabeth CompetitionJOSEPH HAYDN Allegro (Sonata in E flat major Hob. XVI:49)FRANZ LISZT Etude d'exécution transcendante n. 10SERGEY PROKOFIEV Etude in D minor op. 2/1CLAUDE DEBUSSY Feux d'artifice (Préludes II)Keigo Mukawa at Long-Thibaud-Crespin 2019 - Final Round: RecitalMichaël Jarrell, Etude No. 2 (Réminiscences)Johann Sebastian Bach, Partita No. 2 in C minor, BWV 826Maurice Ravel, Miroirs　ロン＝ティボー＝クレスパン2019 武川恵悟 - カミーユ・サン＝サーンス：「エジプト人」第2位グランプリ
26Nov
- David Garrett ー-現代最高の器楽奏者の名人芸
  デイヴィッド・ギャレット（1980年9月4日生）ドイツ人の父親とアメリカ人の母親の間にドイツのアーヘンで生まれ4歳でヴァイオリンを始める。8歳でマネジメント・チームがつき、10歳でステージ・デビュー、国際的オーケストラとの共演を開始した。13歳でドイツ・グラモフォンと史上最年少で契約を交わし、デビュー・アルバムをリリース。1997年、『パガニーニ：24のカプリース』(UCCG-4166)を含むサード・アルバムをリリース。ユーディ・メニューインは、彼を「同世代で最も偉大なヴァイオリニスト」と称賛した。その後活動拠点をニューヨークに移す。ジュリアード音楽院に入学し、イツァーク・パールマンに師事。学生時代はモデルとしてファッション雑誌やファッション・ショーにも出演し注目を浴びる。2007年3月にはDECCAより、自身初プロデュースによるはじめてのクロスオーバー・アルバム『フリー』(UCCL-1107)をリリース。2009年には再びクロスオーバー・アルバムの第2弾『ロック・プレリュード』(UCCL-1139)をリリース。このアルバムは、全米クラシカル・クロスオーバー・アルバム・チャートでは9週にわたってNO.1に輝き、40週以上にわたってトップ10内にランクされる驚異的なベスト・セラーを記録。その大ベスト・セラーに続くアルバム『ロック・シンフォニー』(UCCL-9063,UCCL-1157)が、2010年にリリースされ、全米＆ドイツではクロスオーバー系のアルバム・チャートでNO.1に輝く爆発的ヒットを記録。2012年には同じくクロスオーバー・アルバム『ミュージック』(UCCL-9065,UCCL-1160)をリリース。そして2014年6月には自らの銀幕デビューとなる初主演映画〈パガニーニ　愛と狂気のヴァイオリニスト〉にインスパイアされた待望のニュー・アルバム『愛と狂気のヴァイオリニスト』(UCCL-9080,UCCL-1174)の日本発売。そのニュー・アルバムの発売に合わせて自身のロック・バンドを率いたクロスオーバー・スタイルによる初めての来日公演を行った。2014年、久々のクラシック・アルバム『タイムレス』でズービン・メータ指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団と共演。ブラームスとブルッフのヴァイオリン協奏曲を録音＆リリース。2015年マイケル・ジャクソン、エミネムのカバーから自作までを収録した『エクスプローシヴ』、2018年レッド・ツェッペリンやプリンスのカバーを含む『ロック・レヴォリューション』、2020年には映画音楽のカバー集『アライヴ～マイ・サウンドトラック』と続々と話題作をリリースしている。彼は、ロック・スターのカリスマ性と現代最高の器楽奏者の名人芸を兼ね備え、ポップ・スターのパガニーニ、ヴァイオリンのジミ・ヘンドリックスと呼ばれる。モーツァルトとメタリカの境界線を曖昧にする国際的なスーパー・スターである。David Garrett - Paganini Caprice Nº 24 [concert].David Garrett - Brahms Hungarian Dance No 5David Garrett - Csárdás by Vittorio Monti - Milano 30.05.2015David Garrett Performance 2015 - ChopineNocturne
25Nov
- Clara Cernat ーJ.S.バッハ国際コンクール第ー位
  15歳でルーマニアのアラド交響楽団のソリストとしてデビューし、その後、急速かつ華麗な音楽的進化を遂げ、フランス、ドイツ、イタリアで5つの国際賞を受賞するとともに、精力的にCDレコーディングやコンサート活動を行った。ルーマニアの偉大なバイオリン学校の代表者の一人であるクララ・チェルナットは、ブカレスト音楽アカデミーでシュテファン・ゲオルギューに師事し、バイオリン、室内楽、分析、和声、音楽史、民俗学など、数多くの科目で最高得点を獲得した。彼女は数々の奨学金を獲得し、ドイツのボン国際音楽アカデミーで「ヨーロッパの最も偉大な才能」特別プログラムのディプロマを取得し（イゴール・オジム教授）、その後、スイスのシオンにあるティボール・ヴァルガ高等バイオリン学校（ティボール・ヴァルガ教授）でバイオリンの芸術を深めた。クララ・チェルナットのキャリアは、J.S.バッハ国際コンクールとチッタ・ディ・アンドリア国際コンクールで第1位を獲得し、クロスター・シェーンタール国際コンクールで第2位とモーツァルト特別賞を受賞したことで飛躍的に発展しました。ルーマニア・フィルハーモニー管弦楽団の常連として、チャイコフスキー、ブルッフ、メンデルスゾーン、サン＝サーンス、モーツァルトの協奏曲を演奏しています。また、室内楽奏者としても、ヴァイオリニストとしても、ヴィオラ奏者としても高い人気を誇り、特にジョルジュ・エネスクの作品の演奏で知られています。人生と舞台のパートナーであるピアニストのティエリー・ユイエと共にデュエットを結成し、世界中で演奏活動を行うとともに、批評家から絶賛されるCDやDVDを定期的にリリースしています。Liszt Hungarian Rhapsody for violin and piano by Clara Cernatand Thierry HuilletMonti Csardas by Clara Cernat and Thierry HuilletVivaldi Four Seasons, Summer (3rd movement) liveby Clara Cernat and Filarmonica Banatul TimisoaraSaint-Saens Danse Macabre by Clara Cernat &Thierry Huillet
24Nov
- Deni Kokhanovskiiー１５歳の天才ピアニスト
  2010年5月26日生まれのデニは、6歳でピアノを始めました。彼の音楽の旅は、最初の先生であるタチアナ・スハノワから始まりました。2021年、彼は有名なモスクワ・グネーシン音楽学校に入学し、そこでロシア名誉文化活動家賞を受賞したアンナ・アルザマノワの指導の下で才能を磨き続けています。2019年、9歳の時にデニはソリストとしてデビューし、ロシア名誉芸術家の称号を受賞したアナトリー・ムハメジアン教授の指揮の下、室内オーケストラとモーツァルトのピアノ協奏曲第8番を演奏しました。彼はヨーロッパとロシアの権威あるピアノコンクールで何度も賞を受賞しており、モスクワ音楽院大ホール、ザリャジエ・コンサートホール（モスクワ）、チャイコフスキー・コンサートホール（モスクワ）、モスクワ国際音楽院などの評価の高い会場で定期的に演奏しています。最近の業績2025年3月、スイスのルガーノで開催された第4回ジューヌ・ショパン国際ピアノコンクールでデニは第3位を受賞しました。このコンクールの審査委員長は、伝説的なアルゼンチンのピアニスト、マルタ・アルゲリッチが務めました。2024年、デニは以下を受賞しました。●ロシア1テレビ局が制作した、若い才能のためのテレビコンクール「ブルーバード」●ロシア、ヴェリーキー・ノヴゴロドで開催された第14回セルゲイ・ラフマニノフ国際若いピアニストコンクール2023年には、以下を獲得しました。●第24回若い音楽家のためのくるみ割り人形国際テレビコンクール（ロシア）で第1位（金のくるみ割り人形）を受賞●第12回コンスタンチン・イグムノフ国際ピアノコンクール（ロシア）で、セルゲイ・ラフマニノフの音楽の最優秀演奏に対して第1位と特別賞を受賞●第5回エルザ・ポッツォーリ – エットーレ・ポッツォーリ国際ピアノコンクール（イタリア）で第2位と特別賞を受賞●クロンベルクの若いピアニストのための国際ピアノコンクール（ドイツ）で第1位と最優秀国際ピアニスト特別賞を受賞●第6回ハインリヒ・ノイハウス音楽祭で第1位を獲得若手ピアニスト●第5回ウラディミール・クライネフ・モスクワ国際ピアノコンクール入賞者。デニは、ニューネームズ財団（ロシア）とミュージカル・オリンパス財団（ロシア、スイス）の両方から奨学金を受けています。DENI KOKHANOVSKII ,3rd prize, category 2, JEUNE CHOPIN competition, Lugano2025Bach - Toccata in E minor BWV 914an Lisiecki plays Ignacy Paderewski, Johann Sebastian Bach & Frederic ChopinIGNACY PADEREWSKI (1860-1941)♪ Miscellanea, Op.16, No.4: Nocturne♪ Humoresques de Concert, Op.14, No.1: Minuet in G majorJOHANN SEBASTIAN BACH (1685-1750)♪ Partita No.1 in B flat major, BWV 825FREDERIC CHOPIN (1810-1849) ♪ Études, Op.10♪ Nocturne in C sharp minor, Op. porth.Дени Кохановский (14 лет). Равель. Ундина | Deni Kokhanovskii(14 y.o.)Ravel. Ondine - 25.11.2024М. Равель. «Ундина» из цикла «Ночной Гаспар» M.Ravel. Gaspard de la Nuit: Ondine
23Nov
- Julia Fischerー卓越した才能を持つ、万能な天才アーティスト
  的なヴァイオリニストであるユリア・フィッシャーは、コンサート・ピアニスト、室内楽奏者、ヴァイオリン指導者としても卓越した才能を持つ、万能な天才アーティストとして知られている。ドイツ、スロヴァキア系の両親のもとミュンヘンで生まれ、3歳よりヴァイオリンを、その直後に母親のヴィエラ・フィッシャーのもとでピアノを始めた。9歳より著名なヴァイオリン教授アナ・チュマチェンコの指導を受け、後にその継承者となった。11歳でユーディ・メニューイン国際コンクールに優勝して以来、世界のトップ・オーケストラとの共演を重ね、ヘルベルト・ブロムシュテット、リッカルド・ムーティ、エサ＝ペッカ・サロネン、ユーリ・テミルカーノフ、フランツ・ウェルザー＝メストといった著名な指揮者と共演している。2019／2020シーズンは、V.ユロフスキー指揮でロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン放送交響楽団と共演、P.ジョルダン指揮でウィーン交響楽団とニューヨーク・フィルと共演、ムーティ指揮／シカゴ響、E.クリヴィン指揮／フランス国立管、J.フルシャ指揮／バンベルク響と共演。F.ウェルザー=メスト指揮／クリーヴランド管の欧州ツアーにも参加。またピアニストのアリス・ブレッテンベルク、ユリア・フィッシャー・クァルテットと共に、欧州の主要なコンサートホールでリサイタルを行う。昨シーズンはM.ザンデルリンク指揮／ドレスデン・フィル、V.ユロフスキー指揮／ロンドン・フィルの大規模なアジアツアーに参加。またその他のハイライトとしては、オーガスティン・ハーデリッヒおよびアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズとの欧州ツアーがある。2011年には、自身のクァルテットを、アレクサンダー・シトコヴェツキー、ニルス・メンケマイヤー、ベンジャミン・ニッフェネッガーと結成し、大規模なツアーを行っている。また2008年のフランクフルト、アルテ・オーパーでの公演では、ピアニストとしてのデビューを飾った。公演の前半でサン＝サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番、後半でグリーグのピアノ協奏曲を演奏し、その公演の模様は、デッカ・レーベルより発売のDVDに収められている。教育は、彼女の音楽活動におけるもう一つの重要な要素であり、熱心に若い才能の指導にあたっている。スターンバーグ湖のミュージックフェラインで定期的にマスタークラスを開催している。2019年には、彼女の故郷であるミュンヘンで、子供のオーケストラ”キンダー・シンフォニカー”を設立し、ヨハネスX.シャヒトナーとピアニストのヘンリ・ボナミンと共に指導を行っている。CD及びDVDもペンタトーンやデッカ・レーベルから多数リリース。いずれも高い評価を得ており、受賞作も多い。さらにクラシック音楽市場で新境地を開拓したフィッシャーは、最近、自身の音楽のデジタル・プラットホーム“JF CLUB”を設立。そこでは、オーディオやビデオ作品の紹介、新録音の先行試聴、自身の音楽と作品への考えの発表などを行うほか、イザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ6曲とフランク、シマノフスキの各ソナタを、独占的に聴くことができるようになっている。彼女は、ドイツ連邦共和国功労勲章を授与されたほか、グラモフォン賞やドイツ文化賞など多数の賞を受賞している。楽器は、Giovanni Battista Guadanini (1742年製)、及びPhillipp Augustinの作（2018年製）を使用。MOZART, Violin Concerto No.1-5 and K364 - Julia FischerJulia Fischer performs Ysaÿe's "Obsession"in ParisProkofiev - Violin Concerto No 2 - Julia FischerL. v. Beethoven: Romance No. 2 in F -Julia Fischer, Kammerphilharmonie Bremen, Felix
22Nov
- Anne-Sophie Mutterーグラミー賞を4回受賞している。
  アンネ＝ゾフィ・ムター（Anne-Sophie Mutter、1963年6月29日- ）は、ドイツのヴァイオリニスト。人物・来歴南バーデン地方（フライブルク行政管区）出身。バーゼル近郊のラインフェルデン出身とされていたこと、スイス楽壇（とりわけパウル・ザッハー）とのゆかりの深いことから、日本ではスイス人とする資料もあるが、生地はスイス側のラインフェルデンではなく、ドイツ側の同名の町である。5歳の時、初めピアノの手ほどきを受けたが、間もなくヴァイオリンに変更する。エマ・ホニッヒベルガー及びアイダ・シュトッキに師事。早くから受賞歴を重ねたため、音楽に打ち込めるように学校教育を免除された。13歳でヘルベルト・フォン・カラヤンに招かれ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と共演、国際的に天才少女の名をほしいままにする最初のきっかけとなる。1977年には、ダニエル・バレンボイム指揮のイギリス室内管弦楽団と共演して、ザルツブルク音楽祭にもデビューした。15歳でカラヤン指揮のベルリン・フィルと共演で、モーツァルトの協奏曲を録音。1980年にはズービン・メータ指揮のニューヨーク・フィルハーモニックと共演して、アメリカ・デビューを飾る。1988年に北米大陸縦断コンサートを行った際、カーネギー・ホールにデビューした。レパートリーは広く、ヴィヴァルディから現代音楽までを扱うが、とりわけ得意は新ウィーン楽派やバルトーク、アンリ・デュティユーなどの近現代の音楽である。元夫は、指揮者・ピアニスト等として広く知られるアンドレ・プレヴィン。プレヴィンとは、2002年に結婚し、2006年に離婚している。日本が好きで日本の食や文化に詳しい。使用楽器ムターは2丁のストラディヴァリウスを所有している。1つは1703年製「エミリアーニ（Emiliani）」、もう1つは1710年製「ロード・ダン＝レイヴン（Lord Dunn-Raven）」。その他に、ドイツ・ブレーメンにあるFinnigan-Klaembt工房作（1999年）、イタリア・ボローニャの弦楽器製作者レガッツィ作（2005年）などを所持している。指揮活動ヴァイオリンを弾きながらの、いわゆる弾き振りにも精力的な姿勢を見せ、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲などで演奏を聴かせている。数年間にわたる指揮者としての勉強がスコアの解釈を大きく変え、細部への興味が増したと述べている。モーツァルトへの傾倒約20年間の現代音楽への取り組みによって、古典への解釈も変わったという。また、指揮活動を始めたためモーツァルトを研究しなおし、「カラヤンにすべてを任せてヴァイオリンに集中するのとはわけが違う。ホルンなどの移調楽器の細かい質問にも答えないといけない」「作品は人生と同じで、ただ劇的な曲、甘いだけの曲なんてない。モーツァルトの作品は雲間から差す太陽の光のように年齢を重ねるほどにその音楽の奥深さにひきつけられてゆく」とも述べている。また「モーツァルトの曲は俳句のよう。多くの意味が込められているが、文体は簡潔なように、モーツァルトにも行間を読む能力が求められる。モーツァルトの音楽は静寂に始まり、静寂に消えてゆく。美と静寂を合わせ持つ音楽がモーツァルトだ」と語っている。主な受賞歴これまでに、グラミー賞を4回受賞している。2008年エルンスト・フォン・ジーメンス音楽賞、2019年高松宮殿下記念世界文化賞受賞。Saint-Saëns: Introduction✧Rondo Capriccioso- Anne-Sophie Mutter✧Lahav Shani✧Münchner PhilharmonikerAnne-Sophie Mutter plays Méditation from ThaïsAnne-Sophie Mutter, Daniel Barenboim, Yo-Yo Ma – Beethoven:Triple Concerto in C Major, Op. 56 No. 2Vivaldi: The Four Seasons - Anne-Sophie Mutter/Mutter Virtuosi EnsembleAntonio Vivaldi - Le quattro stagioni (The Four Seasons)*Concerto No. 1 in E major, Op. 8, RV 269, "Spring" (La primavera) 1. Allegro (00:30)2. Largo e pianissimo sempre (03:37)3. Allegro pastorale (06:25)*Concerto No. 2 in G minor, Op. 8, RV 315, "Summer" (L'estate) 1. Allegro non molto (10:22)2. Adagio e piano – Presto e forte (16:02)3. Presto (18:03)*Concerto No. 3 in F major, Op. 8, RV 293,"Autumn" (L'autunno) 1. Allegro (20:37)2. Adagio molto (26:14) 3. Allegro (28:47) *Concerto No. 4 in F minor, Op. 8, RV 297, "Winter" (L'inverno) 1. Allegro non molto (32:40)2. Largo (35:56)3. Allegro (38:34)Encore: J. S. Bach - Air for Violin, Harpsichord and Strings (45:28)Anne-Sophie Mutter, violin and direction Mutter Virtuosi Ensemble
21Nov
- Kate Liuー第17回ショパン国際ピアノコンクールにて第3位入賞
  ケイト・リウ（Kate Liu、刘珒、リュー・ジン、1994年5月23日-）はシンガポール出身の中華系アメリカ人ピアニストである。ケイト・リュウとも表記される。2015年のショパン国際ピアノコンクールで3位に入賞するなど、多くのコンクールに入賞し、国際的な評価を得ている。略歴1994年5月23日にシンガポールで生まれた[2]。4歳でピアノを始め、6歳でシンガポールのヤマハの才能のある子ども向けのピアノ教室に通う。8歳の時にアメリカ合衆国のシカゴに家族とともに移住。シカゴ音楽院（でアラン・チョウ（Alan Chow）、ミカ・ユイ（Micah Yui）、エミリオ・デル・ロザリオ（Emilio del Rosario）に師事した後、カーティス音楽院を卒業。その後ジュリアード音楽院の大学院でロバート・マクドナルド（Robert McDonald）およびヨヘヴェド・カプリンスキー）に学んでいる。この間、2015年の第17回ショパン国際ピアノコンクールにて第3位入賞とともに特別賞のマズルカ賞も受賞し国際的な評価を得るなど、複数のコンクールで入賞を果たしている。演奏の特徴など好きなピアニストとしては、エミール・ギレリスとグリゴリー・ソコロフを挙げている。ショパン国際ピアノコンクールにおいては、技術力以上に想像力や感情表現を評価された。コンクール入賞歴 2010年：ニューヨーク国際ピアノコンクール：第1位 2014年：モントリオール国際音楽コンクール：ファイナリスト 2015年：ショパン国際ピアノコンクール（ワルシャワ）：第3位・マズルカ賞Kate Liu – Quarterfinal Round Recital 2022Van Cliburn International Piano CompetitionBEETHOVEN Sonata No. 31 in A-flat Major, op. 110FRANCK Prélude, Choral et FugueKate Liu performs Chopin Ballade No. 1Kate Liu – Ballade in F minor Op. 52 (second stage)Kate liu plays schumann arabesqueMozart – Piano Concerto in D minor, K 466 (Warsaw Philharmonic Orchestra, ＭAndrzej Boreyko, Kate Liu)
20Nov
- Piotr Pawlak第2回国際ショパンピリオド楽器コンクール（ポーランド、2023年）第2位
  ピョートル・パウラク（1998年2月20日生まれ[）はポーランドのクラシックピアニスト。ヘルシンキで開催された第5回マイェ・リンド国際ピアノコンクールと、ダルムシュタットで開催された第11回ショパン国際ピアノコンクールで優勝した。教育6歳でグダニスクのフェリクス・ノヴォヴィエスキ音楽学校でエヴァ・ヴウォダルチクに師事しピアノを始め、その後2021年に卒業するまでヴァルデマール・ヴォイタルに師事した。また、ハンナ・ディスに師事しオルガン科の音楽学校を卒業し、グダニスクのスタニスワフ・モニュシュコ音楽アカデミーでジグムント・リヒャートに師事した。ケヴィン・ケナー、ダン・タイ・ソン、ドミトリー・アレクセーエフらのマスタークラスにも参加した。2024年、コモ湖国際ピアノアカデミーに入学した。パウラックは2014年と2015年にポーランド代表として国際数学オリンピックに出場し、両年とも銅メダルを獲得した。彼はスタニスワフ・モニューシュコ音楽アカデミーに通いながらグダニスク大学で数学を学び、2020年に修士論文を審査された。彼は非有向面に関する博士論文に取り組んでいる。賞と賞金第2回国際ショパンピリオド楽器コンクール（ポーランド、ワルシャワ、2023年）–第2位 XIIパデレフスキ国際ピアノコンクール(ポーランド、ブィドゴシュチュ) (2022) – 優秀賞第5回国際マイェ・リンド・ピアノコンクールフィンランド、ヘルシンキ）（2022年）– 第1位プレミオ・インテルナツィオナーレ・アントニオ・モルモーネ、ミラノ、イタリア (2021) – ファイナリスト第1回ポーランド音楽国際コンクール（ポーランド、ジェシュフ）（2019年）–第2位第11回ダルムシュタット国際ショパンコンクール（2017年） - 第1位および最優秀即興演奏賞北京国際ショパンピアノコンクール（2016年）第2位PIOTR PAWLAK – first round (19th Chopin Competition, WarsaWalc Es-dur op. 18 / Waltz in E flat major, Op. 18 [0:00]Etiuda gis-moll op. 25 nr 6 / Etude in G sharp minor, Op. 25 No. 6 [6:01]Nokturn c-moll op. 48 nr 1 / Nocturne in C minor, Op. 48 No. 1 [8:26]Fantazja f-moll op. 49 / Fantasy in F minor, Op. 49 [14:51]PIOTR PAWLAK – 2nd round (2nd International Chopin Competition on Period Instruments, 2023)Andante spianato i Wielki Polonez Es-dur op. 22 / Andante spianato and Grande Polonaise Brillante in E flat major, Op. 22 [0:06]Preludia op. 28 / Preludes, Op. 28 nr 1 C-dur / No. 1 in C major [13:57]nr 2 a-moll / No. 2 in A minor [14:32]nr 3 G-dur / No. 3 in G major [16:22]nr 4 e-moll / No. 4 in E minor [17:13]nr 5 D-dur / No. 5 in D major [19:19]nr 6 h-moll / No. 6 in B minor [19:52]nr 7 A-dur / No. 7 in A major [22:04]nr 8 fis-moll / No. 8 in F sharp minor [22:51]nr 9 E-dur / No. 9 in E major [24:41]nr 10 cis-moll / No. 10 in C sharp minor [26:10]nr 11 H-dur / No. 11 in B major [26:40]nr 12 gis-moll / No. 12 in G sharp minor [27:19]Fantazja-Impromptu cis-moll op. 66 / Fantasy-Impromptu in C sharp minor, Op. 66 [28:33] Preludium cis-moll op. 45 / Prelude in C sharp minor, Op. 45 [34:09]Allegro de concert A-dur op. 46 / Allegro de concert in A major, Op. 46 [39:54]PIOTR PAWLAK – third round (19th Chopin Competition, Warsaw)Rondo à la Krakowiak F-dur op. 14 / Rondo à la Krakowiakin F major, Op. 14 [0:05]Mazurki op. 17 / Mazurkas, Op. 17 nr 1 B-dur /No. 1 in B flat major [14:02]nr 2 e-moll / No. 2 in E minor [15:54] nr 3 As-dur /No. 3 in A flat major [17:49]nr 4 a-moll / No. 4 in A minor [22:08]Sonata h-moll op. 58 / Sonata in B minor, Op.58 Allegro maestoso [26:44]Scherzo. Molto vivace [35:27]Largo [38:07]Finale. Presto non tanto [47:14]Piotr Pawlak, Second Prize winner at Livorno Piano Competition 2022 - First RoundLivorno Piano CompetitionF. Chopin 00:08 Andante spianato e GrandePolacca brillante op. 22
19Nov
- HAO RAOー第18回ショパン国際ピアノコンクールのファイナリスト
  ハオ・ラオ饶灏ハオ・ラオは17歳で、2021年にワルシャワで開催された第18回ショパン国際ピアノコンクールのファイナリストおよび佳作に選ばれ、アンドレイ・ボレイコの指揮の下、ショパンのピアノ協奏曲第1番を本選で演奏し、国内外で称賛を浴びました。ショパンコンクールの特別音楽解説者であるヤン・ポピスは、「この17歳の中国人少年は、第1ラウンドの時から持ち前の魅力的な才能を発揮していました。彼の演奏は詩的で、レガートは歌のように美しく、色彩豊かな響きです。彼は素晴らしい才能の持ち主です！」と絶賛しました。吉首の山村で生まれ、4歳でピアノを始めたハオの才能は最初から明らかで、8歳の時には、現在高校3年生として在籍している星海音楽院中学校でビビアン・リー博士に師事するため、往復32時間かけて広州に通い始めました。ハオ・ラオはまだ若いが、すでに中国の3大ピアノコンクールであるスタインウェイ、パールリバー、星海カップで第1位を獲得するなど、輝かしい経歴を築いている。また、ユース・ジーナ・バッハワー、Eピアノ・ジュニア、クライネフ、オーフス、エットリンゲン、北京ショパン、珠海モーツァルトなどの主要な国際コンクールでも最高位を獲得している。さらに、非常に優秀な成績を収めているモーニングサイド・ミュージック・ブリッジ・プログラムの3年間全額奨学金学生でもある。その豊富な演奏経験は、ソロ、室内楽、協奏曲として、中国国家管弦楽団、オーケストラ・アカデミー・チャイナ、ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団、ザルツブルク室内楽団、深セン、寧波、瀋陽、貴州、中央、星海音楽院の交響楽団と共演し、ジャ・リュ、グオヨン・チャン、エン・シャオ、リン・チェン、フアン・ジン、ミン・リウといった指揮者と共演し、アジア、ヨーロッパ、北米で活躍している。ピアノ以外では、ハオさんはオペラ、バレエ、ポップカルチャー、グルメ、歌、そしてジェットコースターに乗ることが大好きです。賞2021 Chopin International Piano Competitionファイナリスト2021年ジーナ・バッハウアー若手アーティストコンペティション3位2019年オーフス国際ピアノコンクール3位2019年珠海モーツァルト国際若手音楽家コンクール3位2019-2022 モーニングサイド・ミュージック・ブリッジ第19回ショパン国際ピアノコンクール出場者HAO RAO – first round (19th Chopin Competition, Warsaw)Nokturn Es-dur op. 55 nr 2 / Nocturne in E flat major, Op. 55 No. 2 [0:07]Etiuda gis-moll op. 25 nr 6 / Etude in G sharp minor, Op. 25 No. 6 [6:11]Walc Es-dur op. 18 / Waltz in E flat major, Op. 18 [8:48]Fantazja f-moll op. 49 / Fantasy in F minor, Op. 49 [14:08] HAO RAO – second round (19th Chopin Competition, Warsaw)Barkarola Fis-dur op. 60 / Barcarolle in F sharp major, Op. 60 [0:08]Preludia op. 28 / Preludes, Op. 28 nr 13 Fis-dur / No. 13 in F sharp major [9:57]nr 14 es-moll / No. 14 in E flat minor [13:08]nr 15 Des-dur / No. 15 in D flat major [13:42]nr 16 b-moll / No. 16 in B flat minor [19:14]nr 17 As-dur / No. 17 in A flat major [20:22]nr 18 f-moll / No. 18 in F minor [23:25]Scherzo cis-moll op. 39 / Scherzo in C sharp minor, Op. 39 [25:00]Andante spianato i Wielki Polonez Es-dur op. 22 / Andante spianatoet Grande Polonaise Brillante in E flat major, Op. 22 [33:00]HAO RAO – third round (18th Chopin Competition, Warsaw)Berceuse Des-dur op. 57 / Berceuse in D flat major, Op. 57 (2:38)Sonata h-moll op. 58 / Sonata in B minor, Op. 58 Allegro maestoso (8:11)Scherzo. Molto vivace (17:33)Largo (20:24)Finale. Presto non tanto (30:13)Mazurki op. 33 / Mazurkas, Op. 33 nr 1 gis-moll No. 1 in G sharp minor (35:55)nr 2 C-dur / No. 2 in C major (37:38)nr 3 D-dur / No. 3 in D major (38:57)nr 4 h-moll / No. 4 in B minor (41:15)Polonez As-dur op. 53 / Polonaise in A flat major, Op. 53 (46:05)HAO RAO – final round (18th Chopin Competition, Warsaw)Koncert e-moll op. 11 / Concerto in E minor, Op. 11Allegro maestoso (0:36)Romance. Larghetto (21:19)Rondo. Vivace (31:34)
18Nov
- Hyo Leeー2022年ロン=ティボー国際ピアノ・コンクールで優勝
  イ・ヒョク太陽のようなピアニスト、イ・ヒョクが、目くるめく演奏技術と天性のドラマトゥルギーのセンスで聴衆を感動させた『クラシカ』2022年11月よりイ・ヒョクは2022年ロン=ティボー国際ピアノ・コンクールにおいて、プロコフィエフのピアノ協奏曲2番を卓越した解釈をもって演奏し、みごと優勝した。それ以前には2016年に16歳で史上最年少参加者としてポーランドのパデレフスキ国際ピアノ・コンクールで優勝。2018年には浜松国際ピアノ・コンクールで第3位に入賞している。2000年にソウルで生まれる。3歳でピアノとヴァイオリンを同時に習い始めて音楽の世界に足を踏み入れ、９歳でオーケストラ・デビュー。14歳からはモスクワに留学し、モスクワ音楽院でウラディミール・オフチニコフに師事。その後、パリのエコールノルマル音楽院ピアノ科を首席で卒業。これまでワルシャワのフィルハーモニーホール、パリのシャトレ座やシャンゼリゼ劇場、モスクワ音楽院大ホール、バーデン=バーデン祝祭劇場、コロン劇場など著名な会場で演奏。そしてワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団、プラハ放送交響楽団、NHK交響楽団などと共演している。2023年フランス革命記念日には30万人の観衆のもと、エッフェル塔の下で開催されたコンセール・ド・パリで演奏、テレビ中継された。音楽祭への参加も多く、ポーランドのドゥシニキ音楽祭、モンペリエ音楽祭、ノアンのショパン・フェスティバル、ソウル・アーツ・センターの大晦日コンサートなどに出演している。実弟のイ・ヒョとともに2台ピアノによるコンサートも行っている。2023年から2024年にかけて、ピアソラ、ミヨー、ガーシュウィン、サン=サーンス、カプースチンなどを弾くコンサートを各地で開催し、大反響を呼んだ。ピアノだけではなく、ヴァイオリンやチェスにも熱心に取り組む。ヴァイオリンは現在も学び続けているほか、コンサートのスケジュールの合間を縫ってチェスの国際大会に出場。国際チェス連盟の世界ランキングにも名を連ねる。HYO LEE – first round (19th Chopin Competition, Warsaw)Nokturn cis-moll op. 27 nr 1 / Nocturne in C sharp minor, Op. 27 No. 1 [0:19]Ballada F-dur op. 38 / Ballade in F major, Op. 38 [6:00]Walc Es-dur op. 18 / Waltz in E flat major, Op. 18 [14:00]Etiuda h-moll op. 25 nr 10 / Etude in B minor, Op. 25 No. 10 [20:02]HYO LEE – second round (19th Chopin Competition, Warsaw)Polonez fis-moll op. 44 / Polonaise in F sharp minor, Op. 44 [0:08]Preludia op. 28 / Preludes, Op. 28 nr 7 A-dur / No. 7 in A major [11:30]nr 8 fis-moll / No. 8 in F sharp minor [12:11]nr 9 E-dur / No. 9 in E major [14:01]nr 10 cis-moll / No. 10 in C sharp minor [15:33]nr 11 H-dur / No. 11 in B major [16:08]nr 12 gis-moll / No. 12 in G sharp minor [16:48]Scherzo b-moll op. 31 / Scherzo in B flat minor, Op. 31 [18:36]Sonata b-moll op. 35 / Sonata in B flat minor, Op. 35 Grave. Doppio movimento [29:16]Scherzo. Molto vivace [34:48] Marche funèbre [40:58]Finale [48:54]HYO LEE – third round (19th Chopin Competition, Warsaw)Ballada g-moll op. 23 / Ballade in G minor, Op. 23 [0:10]Mazurki op. 59 / Mazurkas, Op. 59 nr 1 a-moll No. 1 in A minor [9:53]nr 2 As-dur No. 2 in A flat major [13:48]nr 3 fis-moll No. 3 in F sharp minor [16:17]Sonata b-moll op. 35 / Sonata in B flat minor, Op. 35 Grave. Doppio movimento [20:13]Scherzo. Molto vivace [25:49]Marche funèbre [32:00]Finale [39:54]Scherzo cis-moll op. 39 / Scherzo in C sharp minor, Op. 39 [42:08]Hyuk Lee Concert de Paris 2023 (Eiffel Tower) Chopin, Mozart/VolodosChopin: Nocturne cis-moll Op.posth 01:13Chopin: Polonaise Op.53 05:25Mozart/Volodos: Alla Turca 12:46

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Yuja Wang:2017年ミュージカル・アメリカの年間最優秀アーティスト

YOUNG-HO SHINー２０２５年ダブリン国際ピアノコンクールで第２位を獲得

ユリアンナ・アヴデーエワ ショパン国際ピアノコンクール第一位

Lisa Batiashvil16歳にしてシベリウス国際ヴァイオリン・コンクールにおいて2位に

Hyunjin Roh（盧賢進）ーパデレフスキ国際ピアノコンクールで優勝

Hyun Su Shinー２008年ロン＝ティボー国際コンクールヴァイオリン部門 優勝；韓国人初

Beatrice Rana ー-2013年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで銀賞

Mateusz Krzyżowskiーパデレフスキ国際ピアノ コンクール優勝

Beatrice Rana ー-2013年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで銀賞

DIANA COOPER グラモフォンのヤング・アーティスト賞 レナード・バーンスタイ賞を受賞

務川 慧悟ーエリザベート王妃国際音楽コンクールピアノ部門第3位

David Garrett ー-現代最高の器楽奏者の名人芸

Clara Cernat ーJ.S.バッハ国際コンクール第ー位

Deni Kokhanovskiiー１５歳の天才ピアニスト

Julia Fischerー卓越した才能を持つ、万能な天才アーティスト

Anne-Sophie Mutterーグラミー賞を4回受賞している。

Kate Liuー 第17回ショパン国際ピアノコンクールにて第3位入賞

Piotr Pawlak第2回国際ショパンピリオド楽器コンクール（ポーランド、2023年）第2位

HAO RAOー第18回 ショパン国際ピアノコンクールのファイナリスト

Hyo Leeー2022年ロン=ティボー国際ピアノ・コンクールで優勝

ユリアンナ・アヴデーエワ　ショパン国際ピアノコンクール第一位

Hyun Su Shinー２008年ロン＝ティボー国際コンクールヴァイオリン部門優勝；韓国人初

Mateusz Krzyżowskiーパデレフスキ国際ピアノコンクール優勝

DIANA COOPER グラモフォンのヤング・アーティスト賞レナード・バーンスタイ賞を受賞

務川慧悟ーエリザベート王妃国際音楽コンクールピアノ部門第3位

Kate Liuー第17回ショパン国際ピアノコンクールにて第3位入賞

HAO RAOー第18回ショパン国際ピアノコンクールのファイナリスト