線画ができるまで【メイキング】 | わらのなか

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透明水彩絵描きのブログです!

こんにちは!藁中です!
 
今日は、突然ですがちょっぴりメイキングをします!
 
実はクリマでライブペインティング中に何度か「線画はどうしてるのですか?」とご質問頂きまして、
線画について気になってくださってる方がいるのだな~と思ったので記事にしてみることにしました!
 
まず、私が絵を描くのに必要としている工程は…
 
①ラフ
悩んだ分だけ量産されます。頭の中だけでこの工程を終わらせてしまえる時もあり、その場合はラフはすっ飛ばしてます。必ず紙に描きます。
②下書き
ラフを元に1度絵を描いてみます。表情などもしっかり描き込みます。
この工程はデジタルで行うことが多いですが、A4サイズ以上で描くときは紙に描きます。
③線画
この方法については後ほど…!
④下塗り
全体に水をのせ、ランダムに色をのせていきます。
ここは完全に自分の感性にまかせます。
⑤塗り
何度も色を重ねつつ塗り進めていきます。
ここが一番時間がかかりますし、取り返しのつかない失敗をするとここまでの作業が全て無駄になる大博打。
 
…と、こんな感じです。
大体の方は私と変わらないのではないかな?という程全く変わったところのない工程です(笑)
 
では本題の線画について!
私は自力でカーボン紙にするタイプの方法で線画を仕上げます!
 
まず、下書きの紙の裏を鉛筆で真っ黒にします。
できるだけ濃くすると◎
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私はHi-Uniの10Bを愛用しています!

もうかなり短くなってきているのでストックで2本買い足してきました(*´▽`*)

 

そしてこの紙裏返し、本番の紙にのせます。

このとき固定しておかないといつの間にか紙がずれていた!なんてことになると台無しになってしまうので、四隅をマスキングテープ等で留めておくようにしています。

 

固定したら今度は下書きの線を上から力強く!なぞります!

 

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多分ここが一番疲れる作業です。
緊張もしますし、かなり力を入れるので地味ですが大変!

 

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ちなみにこの作業は普通のシャープペンシルで行います。勿論ボールペンでも大丈夫です!
黒以外の色をおすすめします!
私は赤の芯のシャープペンシルでごりごり描いています。
もう一つポイントとしては、芯の出る部分が細いタイプ(オレンズやクルトガ等)ではなく、
写真のようなちょっと太めのしっかりしたタイプにすると力を入れやすくていいです!
 
この作業が終わったら下書きを外して、転写された線画のチェックです!
まったく見えない線がある!という場合は、力が足りなかったか、裏を真っ黒にする作業が甘かったかだと思います。
 
もし、あまりにも見えない!という場合はシャープペンシルで線画に直接描きこみます。
一通り完成したら練り消しでぽんぽんぽん…と優しく全体の線を消します。
水をのせた時に鉛筆の粉で画面が黒くなってしまったりするのでその予防になります!
また、私の場合は最終的に殆ど線画はなかったことになり、水彩筆で輪郭線を強調させるのでただのガイドでしかないため、殆ど消してしまいます。
 
ここまでできたらついに線画の完成です!
線画ができるまでに、同じ絵を最低でも2~3回描くことになりますので、根気が必要です…!
仕上がりのことを考えたら手間は必要不可欠ですので、今後も頑張りますよー!
 
この記事が誰かの参考になりますように…♪
 
それでは今回はこの辺で!
また会えますようにー!