BAD 恋愛履歴書

BAD 恋愛履歴書

読んでくれる皆様が
腹を抱えて笑ってくれるようなエピソードを
ここで綴っていこうと想っています。
どうか笑顔がいっぱい咲いて、
明日1日が素敵な日になりますように♡

(ノンフィクションかフィクションかは
読んで下さる皆様の判断でお願いします(笑))

Amebaでブログを始めよう!
匂い発生から
5分。

10分...。
オナラにしては長すぎる臭さ。

持続力100%


1時間経っても
鼻にまとわりつく様な
生物が発酵したようなあの
くぅっっっさい!!!!!香り。



まさか。




(彼をチラッとチラ見)



いやいや、
まさかね。。




そんな訳ないよね。



いや、


待てよ。






...





嘘だろ??!!



まさかコイツ??!!


やりやがったのか??!!




握った手の感触。

めちゃくちゃ湿ってる。
すごい手汗。

動揺してるのか..??



しかもよぉーく見ると
彼はなんだかソワソワして
映画を観ていないではないか!!!!!

しかも薄暗い映画館の中
うつむき加減で
彼は鼻をピクピクさせてる!!!!!



私の心の声
(お前!!暗闇で私に気づかれないように自分から放たれてるにおいをコソコソ嗅いでるべ!!!!!)


きっと私はドキドキワクワクで
映画の内容を覚えていないのではなく、
あの鼻にまとわりつく臭い匂いに気を取られて
忘れてしまっているのかもしれません。


そして、私はその時勘づいてしまったのです。



「コイツぜってぇーう○こ漏らした」




私達は映画鑑賞を終え、
軽い挨拶をして、
その場で解散。

小走りでぎこちなく去ろうとする
申し訳なさそうな彼の背中を見送り、

(バイバイ。気をつけて帰れよ。
間違っても地面に落とすなよ。)

そう、心で小さく呟き
私はやり切れない失望感を抱えながら
1人家路を辿りました。


すると、後日。
共通の友達からメールが。



友達「○○と映画行ったんでしょー?」

私「うん。でもそれから連絡もしてないし、会ってないんだー。」

友達「やっぱ、あんた気づいてたんでしょー?」

私は一瞬、ドキッ!!としたが、
しらばっくれる事にした。
小さな小さな気遣いのつもりで。


私「なにがー?」

友達「○○あんたとの待ち合わせ時間に遅刻しそうになって急いで向かったら、家出る直前トイレで大してたのに拭き忘れてたんだってさ(笑)かわいくね?」


すいません。
全然全くもって可愛くありません。


しかも遅刻するからって遅刻してたし、(大をしてて)
拭き忘れるってどんなおとぼけ君ですか?

まぁ、
私は映画中、漏らした現行犯だと思っていたので
拭き忘れか〜と一瞬、自分の勘違いだったと
闇は私の心の中で葬られそうになりましたが、



いやいや。待て待て。

じっくり冷静に考え、
漏らしたも拭き忘れも
同罪だと気づき、
彼とはご縁が無かった事にしました。

友達も人の恥を平気で話しちゃうとは
なかなかの強者。

でも
彼は嘘つきではないと思う。
正直者。



「大丈夫?忙しかったの??」


「ううん!大丈夫、済ませて来たから!」


うーん。

済ませても
ちゃんと始末はしよーね。

拭き忘れboy

Bye Bye


《 第1の使徒》〜完〜