更年期障害といえば、女性特有の疾患と思われがちですが、実は男性にも更年期障害が起こることがあります。起こる時期は女性と同じように50歳前後に始まります。
症状は、なんとなく体調が良くないから始まり、イライラする、良く眠れないなど、ちょっとした体調の変化がなので、気づきにくいことが多いようです。この症状をそのまま放置していると、うつ病やメタボリック症候群、生活習慣病のリスクが高まり、重大な病気を引き起こすことになります。
男性の更年期障害は、加齢男性性腺機能低下症候群(LOH症候群)と呼ばれます。加齢によって、男性ホルモンであるテストステロンが減少することによって、身体のいろいろなところの不調が表れてきます。潜在的な患者は600万人とか。60代以上では2割、50代以上でも1割は罹患しているようです。
最近、体調が良くないとか、気力なない。疲れがなかなか取れない、精神的に不安定などの症状がある男性は、うつ病かもと思う前に、テストステロンの検査をしてみると良いでしょう。テストステロンの値が低ければホルモン補充などで症状の改善が期待できます。
また、ストレスや睡眠不足でもホルモン量は低下するので、生活習慣を改善することで症状が容易に改善するかもしれません。
男性の更年期障害は、まだそれほど認知されていませんので、うつ病などの精神的な病気を疑われてしまい、間違った治療をすることでさらに症状が悪化してしまうことも考えられます。うつ病などの症状と似ているだけに、素人目には判別が難しいですが、血液検査で容易にわかる症状ですので、心当たりの人は検査をお勧めします。
鍼灸治療では、このような不定愁訴に対してはとても効果的な治療方法です。自律神経に働きかけて、体全体の機能をUPさせますので、性別に関係なく更年期の症状を改善することができます。更年期障害でお悩みの方は是非鍼灸治療を受けてみてください。