男性歌手と言えば
クリスタルキングの
田中昌之さんが思い出されますが
中性的な優しい声色の魅力なら
金子裕則さんに勝る方は
いないのではないでしょうか。
普通これだけ甘い歌声の
持ち主であれば
切ない女心を歌うことが多い
気がするのですが
デビュー曲の哀歌では
男の哀愁を歌い上げてています。
♪やさしさに君がそっと
にじませていたとまどいは
小さな波紋を広げるように
僕の心ゆらしていた♪
すれ違っていく愛を前に
どうすることも出来ない悲哀が
見事に表されている
ようでもありますが
全編を通して受け身な歌詞は
少しもどかしくもあります。