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水耕栽培肥料の比較ブログ

ペットボトルを使った水耕栽培と、大塚ハウス(OAT)とハイポニカの水耕栽培肥料の比較栽培のブログです。

OATハウスとハイポニカ

水耕栽培の肥料って色々売られていますが、
ウチでは主に「大塚(OAT)ハウス」と「ハイポニカ」の2つで栽培してます。

観葉植物は栽培したことがないので、
ちょっと分からないのですが、

実を付ける植物は、この2つが成績が良かったので、
この2つに絞って使っています。

ただ、この2つのどちらが良いのか?ってことになると、

正直言って分かりません…

なぜなら、毎年少しずつ栽培の仕方を変えているので、
その変更が影響してる可能性もあるからです。

広い栽培スペースがあれば、
色々な条件で比較ができるのですが、

限られたスペースで栽培しているので
毎年、一発勝負で栽培している感じです。

なので、今まで同じ条件で2つの肥料の比較をしたことがなかったんですね。

そして、去年初めて大塚ハウスの肥料でイチゴを栽培してみて、
「ちょっと、実の成りが悪い気がする…」って感じました。

毎年、写真を撮っておけばよかったのですが…

トマトやキュウリはあまり違いを感じないのですが、
イチゴは違いを感じました。

天候や苗自体のコンディションの違い、
エアレーションの有無、培地の違い等、色々違いがあるので、
去年と一昨年では直接比較するのは難しいです。

なので、今年は同じ条件で2つ肥料を比較してみようと思い
その経過をブログを使って記録してます。



液体肥料の濃度は、
ハイポニカが推奨している500倍希釈にしています。

ハイポニカ取説

500倍希釈でEC1.2ms/cmくらいなので、


大塚ハウスの方も同じくらいのECになるように希釈してます。

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ハイポニカ
1ℓの水に対し、ハイポニカ2ml
~~~~~~~~~~~~~~~

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大塚ハウス
1ℓの水に対し、1号を150g
1ℓの水に対し、2号を100g
1ℓの水に対し、5号を20g
の割合で濃縮液を作ります。

そして

濃縮液を
1ℓの水に対し、1号2号を各5ml
1ℓの水に対し、5号を2ml
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で希釈して使います。
(イチゴの初期にはちょっと濃いな~って気もしますが…)


ちなみに液肥を測るのにはコレを使ってます。

スポイド
化粧品用スポイド

100円ショップで買った「化粧品用スポイド」という商品。

これが使いやすいです。
中のゴムの部分の耐久性も問題なく使えます。

難点は使っていくうちに目盛りが消えてしまいます。
消えると言うか、削れて見えなくなります。

なので、目盛りがハッキリしてるうちに、
カッターナイフで傷を入れておくと良いかと思います。


スポイド
ハイポニカ用のスポイドの目盛り

スポイドは大塚ハウス用と
ハイポニカ用を準備して分けて使っています。


養液の交換頻度は、月/1回
全量交換ではなく、500ml交換します。


補給・交換する養液の濃度は変えず、
初期から収穫まで同じ濃度でやってみます。

※定植時だけは、大塚ハウスは5号のみ、
 ハイポニカは2000倍希釈にしました。






定植して17日目です。

(左が大塚ハウス、右がハイポニカ)


9月28日 エアレーションあり



9月30日 エアレーションあり





9月28日 エアレーションなし



9月30日 エアレーションなし


画像ではちょっと見にくいのですが、
ハイポニカのエアレーションありがランナーを出してます。

9月30日ハイポニカ栽培のランナー

今はランナーは必要ないので切り取ります。


他に水耕栽培で育てているイチゴ達も、
根がある程度成長するとランナーを出します。

根が水耕栽培に慣れて、順調に成長している目安にして良いと思います。







ペットボトル内の根の状態
ペットボトルの中の根の状態


ペットボトルの中の根を撮ってみました。

ちょっと分かりにくいのですが、
水耕の白い新しい根が出ています。

この水耕栽培器の構造の問題なのか、
若干、根の成長が遅い感じもします。

この画像は「ハイポニカのエアレーション有り」のものですが、
他の3つのイチゴも同じくらい成長です。

養液は濁りもなく、きれいな状態で、
切れた古い根が少し浮遊しています。


朝は4つのイチゴ全てが葉露を付けているので、
特に変更なしでこのまま観察していこうと思います。